
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜12月期の井原鉄道 (御領駅~神辺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.5万円/坪(14.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +18.1%( +7.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 24 件(1年前(2023年)に比べて -17.2%( -5件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 18.2年(昨年 30.9年から -41.2 %減)。平均土地面積は 112.2 坪 (昨年 78.2 坪から +43.5 %増)。平均建物面積は 58.3 坪 (昨年 51.3 坪から +13.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。御領駅、神辺駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは御領駅で昨年に比べ +46.5 %、坪単価は 37.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(御領駅)は +46.5 %(坪単価 +12.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(湯野駅)は +14.6 %(坪単価 +7.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 30.9 年 → 2024年 18.2 年、-41.2 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 19.2 % → 2024年 44.4 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.7 % → 2024年 12.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった湯野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.4万円/坪(18.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +14.6%( +7.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -46.2%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった御領駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.9万円/坪(11.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +46.5%( +12.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて +28.6%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
井原鉄道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
御領駅 | 37.9万/坪 (31.2年/122坪) | 25.9万/坪 (39.5年/60.9坪) | 46.5万/坪 (24.4年/64.7坪) |
湯野駅 | 60.4万/坪 (9.7年/76.5坪) | 52.7万/坪 (24.5年/97.3坪) | 68.1万/坪 (20.2年/68.4坪) |
神辺駅 | 49.9万/坪 (16.2年/133坪) | 36.0万/坪 (34.7年/64.0坪) | 32.4万/坪 (19.6年/89.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
御領駅 37.9 万/坪(昨年同期比 +46.5 %)
御領駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.9万円/坪(11.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +46.5%( +12.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて +28.6%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.2年(昨年 39.5年から -21.0 %減)。平均土地面積は 121.5 坪 (昨年 60.9 坪から +99.4 %増)。平均建物面積は 69.1 坪 (昨年 32.6 坪から +111.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 39.5 年 → 2024年 31.2 年、-21.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2023年 26.9 分 → 2024年 23.8 分、-11.5 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 80.0 % → 2024年 60.0 %)
湯野駅 60.4 万/坪(昨年同期比 +14.6 %)
湯野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.4万円/坪(18.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +14.6%( +7.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -46.2%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 9.7年(昨年 24.5年から -60.4 %減)。平均土地面積は 76.5 坪 (昨年 97.3 坪から -21.4 %減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 65.6 坪から -49.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 24.5 年 → 2024年 9.7 年、-60.4 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 % → 2024年 83.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 9.8 分 → 2024年 12.1 分、+24.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示