
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の広島電鉄本線 (広島駅~広電西広島駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 91.2万円/坪(27.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -22.5%( -26.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 52 件(1年前(2024年)に比べて -46.9%( -46件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.2年(昨年 32.2年から -6.2 %減)。平均土地面積は 55.4 坪 (昨年 48.2 坪から +14.8 %増)。平均建物面積は 66.2 坪 (昨年 57.3 坪から +15.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。西観音町駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西観音町駅で昨年に比べ +61.6 %、坪単価は 118 万円/坪となった。
上位 1 駅(西観音町駅)は +61.6 %(坪単価 +44.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(広島駅)は -23.9 %(坪単価 -28.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 29.9 % → 2025年 26.5 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 1.1 % → 2025年 2.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 41.4 % → 2025年 42.9 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 23.0 % → 2025年 22.4 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西観音町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 118万円/坪(35.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +61.6%( +44.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった広島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.7万円/坪(27.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -23.9%( -28.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 51 件(1年前(2024年)に比べて -46.9%( -45件/坪)と大幅に減少しています。)。
広島電鉄本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
広島駅 | 90.7万/坪 (30.4年/55.9坪) | 119万/坪 (31.9年/48.5坪) | 102万/坪 (22.0年/59.9坪) |
猿猴橋町駅 | - | - | - |
八丁堀駅 | - | - | - |
西観音町駅 | 118万/坪 (22.0年/28.7坪) | 72.7万/坪 (57.0年/27.2坪) | - |
広電西広島駅 | - | 36.4万/坪 (31.0年/37.8坪) | 12.4万/坪 (48.0年/24.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西観音町駅 117.5 万/坪(昨年同期比 +61.6 %)
西観音町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 118万円/坪(35.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +61.6%( +44.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 22.0年(昨年 57.0年から -61.4 %減)。平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 27.2 坪から +5.6 %増)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 30.3 坪から -10.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 57.0 年 → 2025年 22.0 年、-61.4 %と大きく減少)
広島駅 90.7 万/坪(昨年同期比 -23.9 %)
広島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.7万円/坪(27.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -23.9%( -28.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 51 件(1年前(2024年)に比べて -46.9%( -45件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.4年(昨年 31.9年から -4.9 %減)。平均土地面積は 55.9 坪 (昨年 48.5 坪から +15.1 %増)。平均建物面積は 67.1 坪 (昨年 57.9 坪から +15.9 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 29.4 % → 2025年 25.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 41.2 % → 2025年 43.8 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 23.5 % → 2025年 22.9 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示