【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年10月〜12月期のJR和歌山線 (隅田駅～和歌山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.1万円/坪(8.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -24.8％( -9.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(１年前(2023年)に比べて -85.1％( -57件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 44.5年(昨年 27.4年から +62.5 ％増)。平均土地面積は 72.8 坪 (昨年 71.0 坪から +2.4 ％増)。平均建物面積は 79.5 坪 (昨年 38.0 坪から +109.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(紀伊小倉駅)は +1158.5 ％(坪単価 +68.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(和歌山駅)は -58.1 ％(坪単価 -33.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 23.1 分 → 2024年 12.7 分、-45.2 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.5 ％ → 2024年 22.2 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 46.4 ％ → 2024年 11.1 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 27.4 年 → 2024年 44.5 年、+62.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 ％ → 2024年 77.8 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった紀伊小倉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.9万円/坪(22.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +1158.5％( +68.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった和歌山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.3万円/坪(7.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -58.1％( -33.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2023年)に比べて +14.3％( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
| JR和歌山線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 隅田駅 | - | 75.1万/坪 (5.8年/46.9坪) | - |
| 下兵庫駅 | - | - | 4.0万/坪 (57.8年/49.9坪) |
| 橋本駅 | 18.1万/坪 (38.8年/145坪) | - | 4.7万/坪 (0年/37.8坪) |
| 紀伊山田駅 | - | 8.2万/坪 (32.8年/46.1坪) | 10.8万/坪 (53.8年/134坪) |
| 高野口駅 | - | 22.8万/坪 (34.4年/223坪) | 11.7万/坪 (32.8年/126坪) |
| 中飯降駅 | - | 11.6万/坪 (39.8年/66.6坪) | - |
| 妙寺駅 | - | 3.7万/坪 (27.8年/31.8坪) | - |
| 大谷駅 | - | 40.9万/坪 (15.8年/130坪) | 94.5万/坪 (0.8年/154坪) |
| 笠田駅 | - | 52.8万/坪 (29.3年/69.6坪) | 4.2万/坪 (39.8年/66.6坪) |
| 西笠田駅 | - | 6.0万/坪 (0年/69.6坪) | - |
| 名手駅 | - | 40.6万/坪 (34.9年/112坪) | 27.5万/坪 (22.8年/90.8坪) |
| 粉河駅 | - | 8.9万/坪 (35.5年/41.2坪) | 44.4万/坪 (24.8年/153坪) |
| 紀伊長田駅 | - | 13.9万/坪 (33.8年/42.4坪) | 12.9万/坪 (27.8年/30.3坪) |
| 打田駅 | - | 19.3万/坪 (25.3年/117坪) | 66.1万/坪 (0.8年/49.9坪) |
| 下井阪駅 | - | 39.7万/坪 (23.4年/72.6坪) | 37.0万/坪 (24.1年/58.7坪) |
| 岩出駅 | - | 56.7万/坪 (20.5年/43.1坪) | 69.3万/坪 (8.1年/55.1坪) |
| 船戸駅 | - | - | 22.6万/坪 (28.3年/74.1坪) |
| 紀伊小倉駅 | 73.9万/坪 (0.8年/42.4坪) | 5.9万/坪 (40.8年/98.3坪) | 41.0万/坪 (28.8年/90.0坪) |
| 布施屋駅 | - | 24.2万/坪 (23.8年/59.0坪) | 135万/坪 (-0.25年/66.6坪) |
| 千旦駅 | - | 5.5万/坪 (50.8年/33.3坪) | 10.7万/坪 (0年/188坪) |
| 田井ノ瀬駅 | - | - | 79.8万/坪 (17.8年/58.5坪) |
| 和歌山駅 | 24.3万/坪 (51.5年/67.5坪) | 58.0万/坪 (27.6年/41.5坪) | 59.0万/坪 (25.0年/47.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
紀伊小倉駅 73.9 万/坪(昨年同期比 +1158.5 ％)
紀伊小倉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.9万円/坪(22.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +1158.5％( +68.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.8年(昨年 40.8年から -98.2 ％減)。平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 98.3 坪から -56.9 ％減)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 52.2 坪から -50.7 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 40.8 年 → 2024年 0.8 年、-98.2 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 4.5 分 → 2024年 9.0 分、+100.0 ％と大きく増加)
和歌山駅 24.3 万/坪(昨年同期比 -58.1 ％)
和歌山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.3万円/坪(7.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -58.1％( -33.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2023年)に比べて +14.3％( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 51.5年(昨年 27.6年から +86.8 ％増)。平均土地面積は 67.5 坪 (昨年 41.5 坪から +62.7 ％増)。平均建物面積は 85.1 坪 (昨年 57.7 坪から +47.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 15.6 分 → 2024年 13.6 分、-12.8 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 ％ → 2024年 28.6 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 27.6 年 → 2024年 51.5 年、+86.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 40.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示