【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年10月〜12月期の阪堺電軌阪堺線 (恵美須町駅～船尾駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.5万円/坪(24.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -33.6％( -41.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2023年)に比べて -64.0％( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.1年(昨年 30.5年から -37.3 ％減)。平均土地面積は 24.0 坪 (昨年 32.2 坪から -25.3 ％減)。平均建物面積は 29.6 坪 (昨年 48.6 坪から -39.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。我孫子道駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは東湊駅で昨年に比べ +325.9 ％、坪単価は 62.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(東湊駅)は +325.9 ％(坪単価 +48.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(我孫子道駅)は +92.4 ％(坪単価 +50.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 30.5 年 → 2024年 19.1 年、-37.3 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 30.4 ％ → 2024年 11.1 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 30.4 ％ → 2024年 22.2 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 5.4 分 → 2024年 8.6 分、+58.4 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2023年 48.0 ％ → 2024年 44.4 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 13.0 ％ → 2024年 11.1 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった我孫子道駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 105万円/坪(31.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +92.4％( +50.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東湊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.8万円/坪(19.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +325.9％( +48.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 阪堺電軌阪堺線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 恵美須町駅 | - | 346万/坪 (25.8年/31.8坪) | 116万/坪 (51.3年/55.2坪) |
| 今池駅 | - | 87.2万/坪 (21.8年/63.5坪) | - |
| 今船駅 | - | 146万/坪 (0.8年/15.9坪) | - |
| 松田町駅 | - | 120万/坪 (-0.25年/18.2坪) | - |
| 北天下茶屋駅 | - | 117万/坪 (8.8年/22.7坪) | 66.1万/坪 (43.8年/16.6坪) |
| 聖天坂駅 | 73.5万/坪 (55.8年/12.1坪) | - | 149万/坪 (0.8年/28.7坪) |
| 天神ノ森駅 | - | 68.4万/坪 (38.3年/79.0坪) | - |
| 東玉出駅 | - | 173万/坪 (0年/30.3坪) | - |
| 塚西駅 | - | - | - |
| 東粉浜駅 | - | 90.3万/坪 (27.8年/19.7坪) | - |
| 住吉駅 | - | - | - |
| 細井川駅 | 46.7万/坪 (31.8年/10.6坪) | - | 69.4万/坪 (20.8年/15.1坪) |
| 安立町駅 | - | - | 35.3万/坪 (0年/16.6坪) |
| 我孫子道駅 | 105万/坪 (16.8年/23.4坪) | 54.8万/坪 (44.9年/17.1坪) | 44.5万/坪 (46.3年/25.7坪) |
| 大和川駅 | - | - | - |
| 綾ノ町駅 | - | - | - |
| 妙国寺前駅 | - | - | - |
| 宿院駅 | - | - | - |
| 寺地町駅 | - | 69.0万/坪 (13.8年/21.2坪) | - |
| 御陵前駅 | - | 85.0万/坪 (0.8年/18.2坪) | - |
| 東湊駅 | 62.8万/坪 (16.8年/27.2坪) | 14.7万/坪 (73.8年/13.6坪) | - |
| 石津北駅 | - | - | - |
| 石津駅 | 76.6万/坪 (11.1年/26.2坪) | - | - |
| 船尾駅 | 118万/坪 (0.8年/40.8坪) | - | 89.3万/坪 (14.8年/33.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東湊駅 62.8 万/坪(昨年同期比 +325.9 ％)
東湊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.8万円/坪(19.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +325.9％( +48.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 16.8年(昨年 73.8年から -77.3 ％減)。平均土地面積は 27.2 坪 (昨年 13.6 坪から +100.0 ％増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 19.7 坪から +53.8 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 73.8 年 → 2024年 16.8 年、-77.3 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
我孫子道駅 105.5 万/坪(昨年同期比 +92.4 ％)
我孫子道駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 105万円/坪(31.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +92.4％( +50.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 16.8年(昨年 44.9年から -62.7 ％減)。平均土地面積は 23.4 坪 (昨年 17.1 坪から +36.8 ％増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 26.7 坪から +18.9 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 44.9 年 → 2024年 16.8 年、-62.7 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 50.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 5.5 分 → 2024年 7.5 分、+36.4 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示