この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期の大阪モノレール彩都線 (万博記念公園駅~彩都西駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +7.3%( +7.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2024年)に比べて +22.2%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 16.7年(昨年 26.8年から -37.7 %減)。平均土地面積は 53.8 坪 (昨年 56.8 坪から -5.4 %減)。平均建物面積は 38.4 坪 (昨年 38.8 坪から -1.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。豊川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは豊川駅で昨年に比べ +29.7 %、坪単価は 118 万円/坪となった。
上位 1 駅(豊川駅)は +29.7 %(坪単価 +27.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(彩都西駅)は -15.3 %(坪単価 -17.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 26.8 年 → 2025年 16.7 年、-37.7 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 12.8 分 → 2025年 16.1 分、+26.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 % → 2025年 36.4 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった豊川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 118万円/坪(35.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +29.7%( +27.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった彩都西駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 98.7万円/坪(29.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -15.3%( -17.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 大阪モノレール彩都線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 万博記念公園駅 | - | - | - |
| 公園東口駅 | 126万/坪 (1.3年/36.3坪) | - | - |
| 阪大病院前駅 | 127万/坪 (27.3年/48.4坪) | - | 82.7万/坪 (33.3年/44.4坪) |
| 豊川駅 | 118万/坪 (10.3年/49.2坪) | 91.0万/坪 (27.5年/51.7坪) | 101万/坪 (11.3年/87.3坪) |
| 彩都西駅 | 98.7万/坪 (17.9年/60.0坪) | 117万/坪 (26.0年/63.1坪) | 165万/坪 (6.9年/58.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
豊川駅 118.0 万/坪(昨年同期比 +29.7 %)
豊川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 118万円/坪(35.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +29.7%( +27.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 10.3年(昨年 27.5年から -62.7 %減)。平均土地面積は 49.2 坪 (昨年 51.7 坪から -5.0 %減)。平均建物面積は 32.5 坪 (昨年 40.2 坪から -19.2 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 27.5 年 → 2025年 10.3 年、-62.7 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 9.0 分 → 2025年 22.5 分、+150.0 %と大きく増加)
彩都西駅 98.7 万/坪(昨年同期比 -15.3 %)
彩都西駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 98.7万円/坪(29.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -15.3%( -17.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.9年(昨年 26.0年から -31.1 %減)。平均土地面積は 60.0 坪 (昨年 63.1 坪から -5.0 %減)。平均建物面積は 41.1 坪 (昨年 37.1 坪から +10.9 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 26.0 年 → 2025年 17.9 年、-31.1 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 % → 2025年 33.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示