
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の近鉄道明寺線 (柏原駅~道明寺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.1万円/坪(13.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -29.8%( -19.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2024年)に比べて -83.3%( -50件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.1年(昨年 23.4年から +50.0 %増)。平均土地面積は 29.0 坪 (昨年 33.2 坪から -12.7 %減)。平均建物面積は 29.7 坪 (昨年 33.1 坪から -10.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(柏原南口駅)は +131.4 %(坪単価 +60.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(柏原駅)は -49.4 %(坪単価 -33.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 1.8 % → 2025年 12.5 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 6.7 % → 2025年 20.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 23.4 年 → 2025年 35.1 年、+50.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 10.7 % → 2025年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった柏原南口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 106万円/坪(32.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +131.4%( +60.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった柏原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.8万円/坪(10.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -49.4%( -33.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -82.1%( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
近鉄道明寺線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
柏原駅 | 33.8万/坪 (44.5年/29.9坪) | 66.8万/坪 (25.5年/27.1坪) | 68.5万/坪 (22.9年/40.8坪) |
柏原南口駅 | 106万/坪 (3.0年/34.8坪) | 45.7万/坪 (34.2年/20.7坪) | 13.1万/坪 (48.4年/21.7坪) |
道明寺駅 | 40.0万/坪 (33.4年/26.5坪) | 64.0万/坪 (20.3年/40.5坪) | 59.3万/坪 (27.0年/37.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
柏原南口駅 105.8 万/坪(昨年同期比 +131.4 %)
柏原南口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 106万円/坪(32.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +131.4%( +60.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 3.0年(昨年 34.2年から -91.2 %減)。平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 20.7 坪から +68.3 %増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 23.2 坪から +30.4 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 34.2 年 → 2025年 3.0 年、-91.2 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 10.0 分 → 2025年 15.0 分、+50.0 %と大きく増加)
柏原駅 33.8 万/坪(昨年同期比 -49.4 %)
柏原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.8万円/坪(10.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -49.4%( -33.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -82.1%( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 44.5年(昨年 25.5年から +74.8 %増)。平均土地面積は 29.9 坪 (昨年 27.1 坪から +10.7 %増)。平均建物面積は 32.9 坪 (昨年 31.9 坪から +3.0 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 25.5 年 → 2025年 44.5 年、+74.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2024年 10.5 分 → 2025年 11.8 分、+12.8 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 11.5 % → 2025年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示