【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の近鉄志摩線 (鳥羽駅～賢島駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.5万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -46.9％( -9.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(１年前(2024年)に比べて -87.7％( -71件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 48.9年(昨年 38.7年から +26.6 ％増)。平均土地面積は 89.7 坪 (昨年 131.9 坪から -32.0 ％減)。平均建物面積は 29.6 坪 (昨年 42.1 坪から -29.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(鵜方駅)は -31.3 ％(坪単価 -5.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(松尾駅)は -87.2 ％(坪単価 -15.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 4.9 ％ → 2025年 10.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 38.7 年 → 2025年 48.9 年、+26.6 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 60.4 分 → 2025年 74.3 分、+23.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 47.1 ％ → 2025年 88.9 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鵜方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.2万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -31.3％( -5.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -84.4％( -38件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった松尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -87.2％( -15.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 近鉄志摩線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 鳥羽駅 | - | 27.7万/坪 (36.5年/43.9坪) | 14.3万/坪 (35.8年/126坪) |
| 中之郷駅 | - | - | - |
| 志摩赤崎駅 | 8.8万/坪 (43.0年/106坪) | 38.9万/坪 (36.8年/226坪) | 23.7万/坪 (24.6年/133坪) |
| 船津駅 | - | 15.3万/坪 (50.2年/145坪) | 5.7万/坪 (48.5年/112坪) |
| 加茂駅 | - | 10.1万/坪 (52.0年/157坪) | - |
| 松尾駅 | 2.3万/坪 (60.0年/112坪) | 17.6万/坪 (51.1年/158坪) | 17.2万/坪 (50.5年/67.6坪) |
| 白木駅 | - | - | - |
| 沓掛駅 | - | - | - |
| 上之郷駅 | - | 18.5万/坪 (41.0年/247坪) | - |
| 志摩磯部駅 | 8.4万/坪 (0年/33.3坪) | 22.4万/坪 (34.7年/121坪) | 13.4万/坪 (28.6年/101坪) |
| 穴川駅 | - | 0.06万/坪 (53.5年/78.7坪) | 15.0万/坪 (30.3年/66.6坪) |
| 志摩横山駅 | - | 5.2万/坪 (44.5年/439坪) | 37.2万/坪 (26.2年/122坪) |
| 鵜方駅 | 12.2万/坪 (48.2年/92.3坪) | 17.7万/坪 (37.6年/118坪) | 17.1万/坪 (33.8年/104坪) |
| 志摩神明駅 | - | 16.0万/坪 (37.8年/49.9坪) | 23.3万/坪 (36.0年/109坪) |
| 賢島駅 | - | - | 8.0万/坪 (20.3年/127坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
鵜方駅 12.2 万/坪(昨年同期比 -31.3 ％)
鵜方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.2万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -31.3％( -5.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -84.4％( -38件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 48.2年(昨年 37.6年から +28.1 ％増)。平均土地面積は 92.3 坪 (昨年 118.1 坪から -21.9 ％減)。平均建物面積は 24.0 坪 (昨年 42.8 坪から -44.0 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 47.5 ％ → 2025年 14.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 37.6 年 → 2025年 48.2 年、+28.1 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2024年 73.4 分 → 2025年 85.7 分、+16.7 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 42.5 ％ → 2025年 85.7 ％)
松尾駅 2.3 万/坪(昨年同期比 -87.2 ％)
松尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -87.2％( -15.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 60.0年(昨年 51.1年から +17.4 ％増)。平均土地面積は 111.9 坪 (昨年 157.8 坪から -29.1 ％減)。平均建物面積は 66.6 坪 (昨年 12.1 坪から +450.0 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 51.1 年 → 2025年 60.0 年、+17.4 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示