
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年4月〜6月期の東海道新幹線 (豊橋駅~名古屋駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.2万円/坪(20.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -58.9%( -96.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 50 件(1年前(2018年)に比べて +2.0%( +1件/坪)と僅かに増加しています。)。
平均築年数は 18.2年(昨年 9.8年から +86.7 %増)。平均土地面積は 82.6 坪 (昨年 60.4 坪から +36.7 %増)。平均建物面積は 45.9 坪 (昨年 47.7 坪から -3.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(三河安城駅)は +135.1 %(坪単価 +63.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(名古屋駅)は -97.2 %(坪単価 -1766.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 9.8 年 → 2019年 18.2 年、+86.7 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 14.9 % → 2019年 36.6 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 68.1 % → 2019年 43.9 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった三河安城駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 111万円/坪(33.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +135.1%( +63.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった名古屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.4万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -97.2%( -1766.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
東海道新幹線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
豊橋駅 | 65.3万/坪 (18.9年/85.3坪) | 92.6万/坪 (7.5年/56.7坪) | 97.4万/坪 (8.6年/74.1坪) |
三河安城駅 | 111万/坪 (0.25年/34.8坪) | 47.2万/坪 (45.3年/63.5坪) | 107万/坪 (13.0年/58.7坪) |
名古屋駅 | 51.4万/坪 (29.3年/49.9坪) | 1,818万/坪 (42.8年/142坪) | 597万/坪 (18.3年/61.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三河安城駅 111.0 万/坪(昨年同期比 +135.1 %)
三河安城駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 111万円/坪(33.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +135.1%( +63.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 0.3年(昨年 45.3年から -99.4 %減)。平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 63.5 坪から -45.2 %減)。平均建物面積は 31.0 坪 (昨年 42.4 坪から -26.8 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 45.3 年 → 2019年 0.3 年、-99.4 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 30.0 分 → 2019年 14.5 分、-51.7 %と大きく減少)
名古屋駅 51.4 万/坪(昨年同期比 -97.2 %)
名古屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.4万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -97.2%( -1766.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.3年(昨年 42.8年から -31.6 %減)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 142.2 坪から -64.9 %減)。平均建物面積は 136.1 坪 (昨年 180.0 坪から -24.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 42.8 年 → 2019年 29.3 年、-31.6 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示