【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期の大井川鉄道本線 (金谷駅～千頭駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.1万円/坪(10.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +194.6％( +21.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて -37.5％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.7年(昨年 34.3年から +12.8 ％増)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 158.2 坪から -59.9 ％減)。平均建物面積は 30.6 坪 (昨年 80.5 坪から -62.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(代官町駅)は +312.9 ％(坪単価 +65.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(金谷駅)は +128.1 ％(坪単価 +10.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 72.9 分 → 2025年 33.2 分、-54.4 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 85.7 ％ → 2025年 20.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 34.3 年 → 2025年 38.7 年、+12.8 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 14.3 ％ → 2025年 60.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった代官町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.0万円/坪(26.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +312.9％( +65.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった金谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.6万円/坪(5.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +128.1％( +10.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 大井川鉄道本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 金谷駅 | 18.6万/坪 (45.3年/93.8坪) | 8.2万/坪 (37.3年/156坪) | 14.8万/坪 (40.8年/129坪) |
| 新金谷駅 | 13.9万/坪 (51.3年/55.2坪) | - | - |
| 代官町駅 | 86.0万/坪 (0.25年/49.9坪) | 20.8万/坪 (31.3年/293坪) | 33.1万/坪 (35.3年/81.7坪) |
| 日切駅 | - | - | - |
| 合格駅 | - | - | - |
| 福用駅 | - | - | - |
| 家山駅 | - | - | - |
| 抜里駅 | - | - | - |
| 川根温泉笹間渡駅 | - | - | - |
| 地名駅 | - | 25.9万/坪 (21.3年/103坪) | - |
| 塩郷駅 | - | - | - |
| 下泉駅 | - | - | - |
| 田野口駅 | - | 2.3万/坪 (38.3年/90.8坪) | 10.7万/坪 (45.3年/75.6坪) |
| 駿河徳山駅 | - | - | - |
| 青部駅 | - | - | - |
| 崎平駅 | - | - | - |
| 千頭駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
代官町駅 86.0 万/坪(昨年同期比 +312.9 ％)
代官町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.0万円/坪(26.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +312.9％( +65.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 0.3年(昨年 31.3年から -99.2 ％減)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 293.4 坪から -83.0 ％減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 163.4 坪から -81.5 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 31.3 年 → 2025年 0.3 年、-99.2 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 14.0 分 → 2025年 11.0 分、-21.4 ％と大きく減少)
金谷駅 18.6 万/坪(昨年同期比 +128.1 ％)
金谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.6万円/坪(5.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +128.1％( +10.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 45.3年(昨年 37.3年から +21.5 ％増)。平均土地面積は 93.8 坪 (昨年 155.8 坪から -39.8 ％減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 79.9 坪から -58.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 101.8 分 → 2025年 66.5 分、-34.7 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 75.0 ％ → 2025年 50.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 37.3 年 → 2025年 45.3 年、+21.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 ％ → 2025年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示