【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期の養老鉄道 (美濃松山駅～揖斐駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.1万円/坪(9.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -19.0％( -7.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 43 件(１年前(2024年)に比べて -41.1％( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.6年(昨年 26.4年から +23.1 ％増)。平均土地面積は 92.8 坪 (昨年 90.6 坪から +2.4 ％増)。平均建物面積は 54.5 坪 (昨年 50.4 坪から +8.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。北神戸駅、揖斐駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは美濃青柳駅で昨年に比べ +216.2 ％、坪単価は 71.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(美濃青柳駅、北神戸駅)は +124.0 ％(坪単価 +28.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(友江駅、美濃高田駅)は -65.9 ％(坪単価 -23.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 26.4 年 → 2025年 32.6 年、+23.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 22.4 ％ → 2025年 39.0 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 29.9 ％ → 2025年 4.9 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった美濃青柳駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.9万円/坪(21.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +216.2％( +49.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった美濃高田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.5万円/坪(1.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -53.8％( -5.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 養老鉄道 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 美濃松山駅 | - | 29.7万/坪 (35.3年/167坪) | 26.4万/坪 (29.3年/60.5坪) |
| 石津駅 | 16.2万/坪 (35.3年/62.8坪) | - | 12.0万/坪 (42.8年/33.3坪) |
| 美濃山崎駅 | - | - | |
| 駒野駅 | - | 24.2万/坪 (31.8年/81.7坪) | 22.8万/坪 (26.8年/280坪) |
| 美濃津屋駅 | - | - | - |
| 養老駅 | - | - | 17.8万/坪 (50.3年/72.6坪) |
| 美濃高田駅 | 4.5万/坪 (51.3年/63.5坪) | 9.8万/坪 (36.3年/51.4坪) | 22.5万/坪 (32.3年/393坪) |
| 烏江駅 | - | 10.8万/坪 (28.3年/40.8坪) | - |
| 友江駅 | 11.6万/坪 (31.3年/49.9坪) | 52.4万/坪 (8.3年/116坪) | - |
| 美濃青柳駅 | 71.9万/坪 (18.3年/109坪) | 22.7万/坪 (43.3年/69.6坪) | 76.4万/坪 (0.8年/74.1坪) |
| 西大垣駅 | 62.2万/坪 (18.6年/51.4坪) | 72.8万/坪 (0.25年/47.9坪) | - |
| 大垣駅 | 37.3万/坪 (29.7年/105坪) | 49.0万/坪 (22.5年/80.2坪) | 43.6万/坪 (27.1年/77.7坪) |
| 室駅 | - | - | - |
| 北大垣駅 | 16.1万/坪 (50.8年/62.8坪) | 27.8万/坪 (26.3年/51.4坪) | - |
| 東赤坂駅 | - | - | - |
| 広神戸駅 | 11.7万/坪 (49.8年/48.4坪) | 20.9万/坪 (39.0年/58.6坪) | 14.7万/坪 (33.6年/123坪) |
| 北神戸駅 | 30.4万/坪 (29.3年/242坪) | 23.1万/坪 (28.8年/298坪) | - |
| 池野駅 | 3.4万/坪 (58.3年/99.8坪) | - | - |
| 北池野駅 | - | - | - |
| 美濃本郷駅 | - | 7.9万/坪 (44.3年/92.3坪) | 1.9万/坪 (46.3年/80.9坪) |
| 揖斐駅 | 20.9万/坪 (33.5年/86.6坪) | 17.2万/坪 (41.3年/165坪) | 3.4万/坪 (51.0年/120坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
美濃青柳駅 71.9 万/坪(昨年同期比 +216.2 ％)
美濃青柳駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.9万円/坪(21.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +216.2％( +49.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 18.3年(昨年 43.3年から -57.8 ％減)。平均土地面積は 108.9 坪 (昨年 69.6 坪から +56.5 ％増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 24.2 坪から +43.8 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 43.3 年 → 2025年 18.3 年、-57.8 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 30.0 分 → 2025年 5.0 分、-83.3 ％と大きく減少)
北神戸駅 30.4 万/坪(昨年同期比 +31.9 ％)
北神戸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.4万円/坪(9.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +31.9％( +7.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.3年(昨年 28.8年から +1.7 ％増)。平均土地面積は 242.0 坪 (昨年 298.0 坪から -18.8 ％減)。平均建物面積は 151.3 坪 (昨年 149.7 坪から +1.0 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 17.0 分 → 2025年 20.0 分、+17.6 ％と増加)
友江駅 11.6 万/坪(昨年同期比 -77.9 ％)
友江駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.6万円/坪(3.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -77.9％( -40.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 31.3年(昨年 8.3年から +278.7 ％増)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 116.5 坪から -57.1 ％減)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 43.9 坪から -6.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 42.5 分 → 2025年 27.5 分、-35.3 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 8.3 年 → 2025年 31.3 年、+278.7 ％と大きく増加)
美濃高田駅 4.5 万/坪(昨年同期比 -53.8 ％)
美濃高田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.5万円/坪(1.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -53.8％( -5.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 51.3年(昨年 36.3年から +41.4 ％増)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 51.4 坪から +23.5 ％増)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 38.6 坪から -25.5 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 36.3 年 → 2025年 51.3 年、+41.4 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 16.7 分 → 2025年 30.0 分、+80.0 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 66.7 ％ → 2025年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示