【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜12月期の明知鉄道 (恵那駅～明智駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.8万円/坪(7.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -36.3％( -14.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 43 件(１年前(2023年)に比べて -10.4％( -5件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 38.7年(昨年 24.9年から +55.1 ％増)。平均土地面積は 97.1 坪 (昨年 114.6 坪から -15.3 ％減)。平均建物面積は 46.0 坪 (昨年 38.7 坪から +18.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。岩村駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは岩村駅で昨年に比べ +43.2 ％、坪単価は 41.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(岩村駅、明智駅)は +4.5 ％(坪単価 -0.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(飯羽間駅、山岡駅)は -84.0 ％(坪単価 -24.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 34.9 分 → 2024年 28.8 分、-17.3 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.2 ％ → 2024年 11.6 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 44.4 ％ → 2024年 23.1 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 24.9 年 → 2024年 38.7 年、+55.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 22.2 ％ → 2024年 56.4 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 ％ → 2024年 10.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岩村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.8万円/坪(12.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +43.2％( +12.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった阿木駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.7万円/坪(0.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -78.6％( -6.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 明知鉄道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 恵那駅 | 28.3万/坪 (36.5年/83.2坪) | 50.9万/坪 (17.7年/96.2坪) | 64.1万/坪 (23.1年/65.8坪) |
| 東野駅 | - | - | - |
| 飯沼駅 | - | - | - |
| 阿木駅 | 1.7万/坪 (48.5年/96.8坪) | 7.7万/坪 (47.8年/266坪) | - |
| 飯羽間駅 | 6.0万/坪 (75.3年/281坪) | 39.7万/坪 (23.9年/59.0坪) | 40.0万/坪 (22.5年/121坪) |
| 極楽駅 | - | - | 4.5万/坪 (60.8年/56.0坪) |
| 岩村駅 | 41.8万/坪 (22.9年/58.2坪) | 29.2万/坪 (0年/120坪) | 13.0万/坪 (33.7年/98.3坪) |
| 花白温泉駅 | - | - | - |
| 山岡駅 | 3.1万/坪 (52.5年/59.0坪) | 18.0万/坪 (30.9年/211坪) | 8.8万/坪 (41.1年/207坪) |
| 野志駅 | - | - | - |
| 明智駅 | 24.5万/坪 (39.2年/118坪) | 37.2万/坪 (28.4年/95.6坪) | 33.7万/坪 (21.3年/118坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
岩村駅 41.8 万/坪(昨年同期比 +43.2 ％)
岩村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.8万円/坪(12.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +43.2％( +12.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 58.2 坪 (昨年 120.5 坪から -51.7 ％減)。平均建物面積は 23.2 坪 (昨年 39.3 坪から -41.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 11.0 分 → 2024年 9.5 分、-13.6 ％と減少)
明智駅 24.5 万/坪(昨年同期比 -34.2 ％)
明智駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.5万円/坪(7.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -34.2％( -12.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 16 件(１年前(2023年)に比べて -11.1％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 39.2年(昨年 28.4年から +37.9 ％増)。平均土地面積は 118.1 坪 (昨年 95.6 坪から +23.4 ％増)。平均建物面積は 36.0 坪 (昨年 33.0 坪から +9.1 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 6.2 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 28.4 年 → 2024年 39.2 年、+37.9 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2023年 42.0 分 → 2024年 50.1 分、+19.2 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 ％ → 2024年 68.8 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 ％ → 2024年 6.2 ％)
飯羽間駅 6.0 万/坪(昨年同期比 -85.0 ％)
飯羽間駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.0万円/坪(1.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -85.0％( -33.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 75.3年(昨年 23.9年から +215.7 ％増)。平均土地面積は 281.3 坪 (昨年 59.0 坪から +376.9 ％増)。平均建物面積は 75.6 坪 (昨年 12.1 坪から +525.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 24.7 分 → 2024年 11.0 分、-55.4 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 23.9 年 → 2024年 75.3 年、+215.7 ％と大きく増加)
山岡駅 3.1 万/坪(昨年同期比 -83.0 ％)
山岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -83.0％( -14.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 52.5年(昨年 30.9年から +70.3 ％増)。平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 210.8 坪から -72.0 ％減)。平均建物面積は 31.3 坪 (昨年 67.6 坪から -53.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 30.2 分 → 2024年 11.7 分、-61.4 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 30.9 年 → 2024年 52.5 年、+70.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示