
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年10月〜12月期の名鉄名古屋本線 (笠松駅~名鉄岐阜駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.5万円/坪(12.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -18.5%( -9.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.0年(昨年 17.8年から +57.5 %増)。平均土地面積は 141.9 坪 (昨年 80.2 坪から +77.0 %増)。平均建物面積は 160.6 坪 (昨年 64.6 坪から +148.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。笠松駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは岐南駅で昨年に比べ -36.7 %、坪単価は 30.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(笠松駅)は -9.3 %(坪単価 -4.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(岐南駅)は -36.7 %(坪単価 -17.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 17.8 年 → 2024年 28.0 年、+57.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 12.9 分 → 2024年 43.5 分、+237.5 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 10.0 % → 2024年 20.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった名鉄岐阜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.3万円/坪(14.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -18.1%( -10.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった岐南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.9万円/坪(9.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -36.7%( -17.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
名鉄名古屋本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
笠松駅 | 47.0万/坪 (35.8年/363坪) | 51.8万/坪 (16.8年/37.3坪) | 47.0万/坪 (23.8年/92.3坪) |
岐南駅 | 30.9万/坪 (24.3年/115坪) | 48.8万/坪 (20.9年/107坪) | 47.3万/坪 (26.4年/91.1坪) |
茶所駅 | - | - | - |
加納駅 | - | - | - |
名鉄岐阜駅 | 49.3万/坪 (27.8年/58.2坪) | 60.1万/坪 (1.8年/46.9坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
笠松駅 47.0 万/坪(昨年同期比 -9.3 %)
笠松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.0万円/坪(14.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -9.3%( -4.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.8年(昨年 16.8年から +113.4 %増)。平均土地面積は 363.0 坪 (昨年 37.3 坪から +873.0 %増)。平均建物面積は 574.8 坪 (昨年 28.2 坪から +1935.7 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 16.8 年 → 2024年 35.8 年、+113.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 11.3 分 → 2024年 29.0 分、+155.9 %と大きく増加)
岐南駅 30.9 万/坪(昨年同期比 -36.7 %)
岐南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.9万円/坪(9.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -36.7%( -17.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.3年(昨年 20.9年から +15.9 %増)。平均土地面積は 115.0 坪 (昨年 107.1 坪から +7.3 %増)。平均建物面積は 74.1 坪 (昨年 88.0 坪から -15.8 %減)。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 16.7 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 20.9 年 → 2024年 24.3 年、+15.9 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 13.7 分 → 2024年 25.0 分、+82.9 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示