【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期のJR高崎線 (上野駅~赤羽駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 204万円/坪(61.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -31.3%( -93.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -44.4%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 16.9年(昨年 31.5年から -46.5 %減)。平均土地面積は 24.2 坪 (昨年 49.9 坪から -51.5 %減)。平均建物面積は 26.9 坪 (昨年 81.5 坪から -67.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。尾久駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは尾久駅で昨年に比べ +26.8 %、坪単価は 229 万円/坪となった。
上位 1 駅(尾久駅)は +26.8 %(坪単価 +48.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(赤羽駅)は -8.6 %(坪単価 -18.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 31.5 年 → 2025年 16.9 年、-46.5 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 11.1 % → 2025年 40.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 9.1 分 → 2025年 11.2 分、+22.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 11.1 % → 2025年 20.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった尾久駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 229万円/坪(69.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +26.8%( +48.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった赤羽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 198万円/坪(59.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -8.6%( -18.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて -33.3%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR高崎線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 上野駅 | - | 1,015万/坪 (58.3年/36.3坪) | 319万/坪 (0年/31.8坪) |
| 尾久駅 | 229万/坪 (5.3年/13.6坪) | 180万/坪 (17.8年/30.3坪) | 186万/坪 (3.8年/37.1坪) |
| 赤羽駅 | 198万/坪 (19.8年/26.8坪) | 217万/坪 (31.6年/58.7坪) | 227万/坪 (23.4年/30.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
尾久駅 228.9 万/坪(昨年同期比 +26.8 %)
尾久駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 229万円/坪(69.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +26.8%( +48.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 5.3年(昨年 17.8年から -70.4 %減)。平均土地面積は 13.6 坪 (昨年 30.3 坪から -55.0 %減)。平均建物面積は 19.7 坪 (昨年 37.1 坪から -46.9 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 17.8 年 → 2025年 5.3 年、-70.4 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 9.0 分 → 2025年 10.0 分、+11.1 %と増加)
赤羽駅 198.1 万/坪(昨年同期比 -8.6 %)
赤羽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 198万円/坪(59.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -8.6%( -18.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて -33.3%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.8年(昨年 31.6年から -37.5 %減)。平均土地面積は 26.8 坪 (昨年 58.7 坪から -54.3 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 95.8 坪から -70.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 31.6 年 → 2025年 19.8 年、-37.5 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 16.7 % → 2025年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 9.8 分 → 2025年 11.5 分、+16.9 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 16.7 % → 2025年 25.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示