【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年1月〜3月期の流鉄流山線 (馬橋駅～流山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 89.9万円/坪(27.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +4.8％( +4.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 20 件(１年前(2018年)に比べて -16.7％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 10.3年(昨年 11.0年から -6.7 ％減)。平均土地面積は 45.0 坪 (昨年 38.4 坪から +17.2 ％増)。平均建物面積は 36.5 坪 (昨年 31.8 坪から +15.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。流山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは流山駅で昨年に比べ +57.1 ％、坪単価は 111 万円/坪となった。
上位 1 駅(流山駅)は +57.1 ％(坪単価 +40.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(馬橋駅)は +1.3 ％(坪単価 +1.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 29.2 ％ → 2019年 5.0 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 62.5 ％ → 2019年 65.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 4.2 ％ → 2019年 15.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった流山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 111万円/坪(33.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +57.1％( +40.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった馬橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.1万円/坪(26.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +1.3％( +1.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 17 件(１年前(2018年)に比べて -5.6％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
| 流鉄流山線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 馬橋駅 | 86.1万/坪 (12.1年/45.0坪) | 85.0万/坪 (12.0年/38.6坪) | 104万/坪 (5.3年/42.4坪) |
| 幸谷駅 | - | - | - |
| 小金城趾駅 | - | 105万/坪 (7.7年/39.8坪) | - |
| 鰭ケ崎駅 | - | - | - |
| 平和台駅 | 112万/坪 (1.0年/31.8坪) | - | - |
| 流山駅 | 111万/坪 (0年/51.4坪) | 70.8万/坪 (8.7年/35.8坪) | 76.6万/坪 (0年/51.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
流山駅 111.3 万/坪(昨年同期比 +57.1 ％)
流山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 111万円/坪(33.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +57.1％( +40.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.0年(昨年 8.7年から -100.0 ％減)。平均土地面積は 51.4 坪 (昨年 35.8 坪から +43.7 ％増)。平均建物面積は 40.1 坪 (昨年 33.8 坪から +18.7 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 8.7 年 → 2019年 0.0 年、-100.0 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 ％ → 2019年 100.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 9.0 分 → 2019年 13.5 分、+50.0 ％と大きく増加)
馬橋駅 86.1 万/坪(昨年同期比 +1.3 ％)
馬橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.1万円/坪(26.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +1.3％( +1.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 17 件(１年前(2018年)に比べて -5.6％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 12.1年(昨年 12.0年から +0.5 ％増)。平均土地面積は 45.0 坪 (昨年 38.6 坪から +16.7 ％増)。平均建物面積は 36.5 坪 (昨年 30.1 坪から +21.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 17.6 分 → 2019年 14.8 分、-15.9 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 27.8 ％ → 2019年 5.9 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.6 ％ → 2019年 17.6 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 61.1 ％ → 2019年 58.8 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示