【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期の小湊鉄道 (五井駅～上総中野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.0万円/坪(16.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +0.2％( +0.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 32 件(１年前(2024年)に比べて -30.4％( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.8年(昨年 30.2年から -17.9 ％減)。平均土地面積は 64.1 坪 (昨年 95.2 坪から -32.7 ％減)。平均建物面積は 32.7 坪 (昨年 39.4 坪から -16.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。五井駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは光風台駅で昨年に比べ -60.8 ％、坪単価は 13.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(五井駅)は -6.8 ％(坪単価 -4.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(光風台駅)は -60.8 ％(坪単価 -21.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 30.2 年 → 2025年 24.8 年、-17.9 ％と減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 2.6 ％ → 2025年 6.2 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 38.5 ％ → 2025年 28.1 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった五井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.8万円/坪(18.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -6.8％( -4.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 25 件(１年前(2024年)に比べて -13.8％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった光風台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.8万円/坪(4.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -60.8％( -21.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -63.6％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 小湊鉄道 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 五井駅 | 60.8万/坪 (20.5年/68.3坪) | 65.3万/坪 (28.1年/77.8坪) | 54.7万/坪 (27.5年/72.3坪) |
| 上総村上駅 | - | - | 28.3万/坪 (53.3年/33.3坪) |
| 海士有木駅 | 44.1万/坪 (29.8年/93.8坪) | - | 0.4万/坪 (54.3年/69.6坪) |
| 上総三又駅 | - | 1.0万/坪 (64.3年/136坪) | - |
| 上総山田駅 | - | - | - |
| 光風台駅 | 13.8万/坪 (43.5年/35.9坪) | 35.3万/坪 (30.6年/113坪) | 31.1万/坪 (34.4年/61.6坪) |
| 馬立駅 | 22.7万/坪 (46.3年/40.8坪) | - | 13.0万/坪 (42.3年/45.9坪) |
| 上総牛久駅 | - | 33.6万/坪 (0年/133坪) | 17.3万/坪 (40.0年/41.2坪) |
| 上総川間駅 | - | - | - |
| 上総鶴舞駅 | - | - | 3.1万/坪 (42.8年/52.2坪) |
| 上総久保駅 | - | - | - |
| 高滝駅 | - | - | - |
| 里見駅 | - | - | - |
| 飯給駅 | - | 0.8万/坪 (47.3年/218坪) | - |
| 月崎駅 | - | - | - |
| 上総大久保駅 | - | - | - |
| 養老渓谷駅 | - | - | - |
| 上総中野駅 | - | 43.0万/坪 (25.3年/127坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
五井駅 60.8 万/坪(昨年同期比 -6.8 ％)
五井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.8万円/坪(18.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -6.8％( -4.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 25 件(１年前(2024年)に比べて -13.8％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 20.5年(昨年 28.1年から -27.1 ％減)。平均土地面積は 68.3 坪 (昨年 77.8 坪から -12.2 ％減)。平均建物面積は 35.0 坪 (昨年 43.9 坪から -20.1 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 28.1 年 → 2025年 20.5 年、-27.1 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 32.0 ％ → 2025年 16.0 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 20.0 ％ → 2025年 24.0 ％)
光風台駅 13.8 万/坪(昨年同期比 -60.8 ％)
光風台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.8万円/坪(4.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -60.8％( -21.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -63.6％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 43.5年(昨年 30.6年から +42.1 ％増)。平均土地面積は 35.9 坪 (昨年 113.2 坪から -68.3 ％減)。平均建物面積は 20.4 坪 (昨年 32.9 坪から -37.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 18.8 分 → 2025年 13.5 分、-28.3 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2024年 27.3 ％ → 2025年 25.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 30.6 年 → 2025年 43.5 年、+42.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 45.5 ％ → 2025年 75.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示