【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期の京成千葉線 (京成津田沼駅～千葉中央駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 139万円/坪(42.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -20.0％( -34.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(１年前(2024年)に比べて +15.4％( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 13.1年(昨年 18.8年から -30.5 ％減)。平均土地面積は 48.7 坪 (昨年 75.7 坪から -35.7 ％減)。平均建物面積は 38.8 坪 (昨年 54.0 坪から -28.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。検見川駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは検見川駅で昨年に比べ +46.8 ％、坪単価は 144 万円/坪となった。
上位 1 駅(検見川駅)は +46.8 ％(坪単価 +45.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(みどり台駅)は -60.8 ％(坪単価 -180.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 18.8 年 → 2025年 13.1 年、-30.5 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 23.1 ％ → 2025年 60.0 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 23.1 ％ → 2025年 20.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 9.2 分 → 2025年 12.6 分、+36.5 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 23.1 ％ → 2025年 20.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった検見川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 144万円/坪(43.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +46.8％( +45.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となったみどり台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 116万円/坪(35.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -60.8％( -180.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 京成千葉線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 京成津田沼駅 | 127万/坪 (5.8年/73.7坪) | 120万/坪 (20.7年/56.0坪) | 133万/坪 (11.5年/40.5坪) |
| 京成幕張本郷駅 | - | - | - |
| 京成幕張駅 | 138万/坪 (0.25年/34.0坪) | - | - |
| 検見川駅 | 144万/坪 (0.25年/28.7坪) | 98.0万/坪 (7.3年/72.6坪) | 537万/坪 (50.3年/130坪) |
| 京成稲毛駅 | 142万/坪 (32.0年/34.4坪) | 125万/坪 (6.9年/56.0坪) | 161万/坪 (6.3年/39.3坪) |
| みどり台駅 | 116万/坪 (35.3年/87.7坪) | 296万/坪 (28.3年/116坪) | - |
| 西登戸駅 | - | - | - |
| 新千葉駅 | - | - | - |
| 千葉中央駅 | 196万/坪 (8.3年/45.4坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
検見川駅 143.9 万/坪(昨年同期比 +46.8 ％)
検見川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 144万円/坪(43.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +46.8％( +45.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 0.3年(昨年 7.3年から -96.5 ％減)。平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 72.6 坪から -60.4 ％減)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 84.7 坪から -69.6 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 7.3 年 → 2025年 0.3 年、-96.5 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 8.0 分 → 2025年 5.0 分、-37.5 ％と大きく減少)
みどり台駅 116.3 万/坪(昨年同期比 -60.8 ％)
みどり台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 116万円/坪(35.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -60.8％( -180.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.3年(昨年 28.3年から +24.8 ％増)。平均土地面積は 87.7 坪 (昨年 116.1 坪から -24.4 ％減)。平均建物面積は 81.7 坪 (昨年 43.1 坪から +89.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 28.3 年 → 2025年 35.3 年、+24.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示