【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜6月期の真岡鐵道 (久下田駅～茂木駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.7万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +36.2％( +13.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 37 件(１年前(2024年)に比べて -52.6％( -41件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.5年(昨年 25.4年から -27.0 ％減)。平均土地面積は 85.8 坪 (昨年 131.6 坪から -34.8 ％減)。平均建物面積は 41.7 坪 (昨年 68.4 坪から -39.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。久下田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは多田羅駅で昨年に比べ +147.1 ％、坪単価は 61.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(多田羅駅、久下田駅)は +114.0 ％(坪単価 +30.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(市塙駅、北真岡駅)は -18.8 ％(坪単価 -4.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 25.4 年 → 2025年 18.5 年、-27.0 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 26.9 分 → 2025年 18.8 分、-30.1 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 15.7 ％ → 2025年 40.0 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 42.9 ％ → 2025年 28.6 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった多田羅駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.7万円/坪(18.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +147.1％( +36.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった市塙駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.9万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -37.5％( -8.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 真岡鐵道 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 久下田駅 | 52.2万/坪 (18.1年/75.6坪) | 28.9万/坪 (28.5年/83.2坪) | 50.2万/坪 (13.3年/86.4坪) |
| 寺内駅 | - | 13.5万/坪 (26.7年/178坪) | 41.9万/坪 (26.9年/95.8坪) |
| 真岡駅 | 53.7万/坪 (18.0年/84.7坪) | 51.0万/坪 (18.7年/113坪) | 58.8万/坪 (13.4年/79.3坪) |
| 北真岡駅 | 50.9万/坪 (23.3年/111坪) | 50.9万/坪 (24.4年/112坪) | 65.0万/坪 (15.3年/89.8坪) |
| 西田井駅 | - | - | 2.5万/坪 (40.3年/106坪) |
| 北山駅 | - | 6.8万/坪 (0年/233坪) | 35.8万/坪 (31.8年/69.6坪) |
| 益子駅 | 15.8万/坪 (27.0年/75.6坪) | 13.9万/坪 (40.5年/124坪) | 39.5万/坪 (34.3年/216坪) |
| 七井駅 | - | 11.9万/坪 (43.9年/210坪) | 34.8万/坪 (34.8年/74.1坪) |
| 多田羅駅 | 61.7万/坪 (6.5年/68.1坪) | 25.0万/坪 (28.7年/261坪) | 45.8万/坪 (31.6年/139坪) |
| 市塙駅 | 14.9万/坪 (45.0年/151坪) | 23.8万/坪 (38.8年/260坪) | 34.1万/坪 (26.8年/99.0坪) |
| 笹原田駅 | - | - | - |
| 天矢場駅 | - | 9.0万/坪 (33.8年/93.8坪) | - |
| 茂木駅 | - | 33.7万/坪 (27.3年/132坪) | 7.4万/坪 (43.8年/63.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
多田羅駅 61.7 万/坪(昨年同期比 +147.1 ％)
多田羅駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.7万円/坪(18.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +147.1％( +36.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 6.5年(昨年 28.7年から -77.3 ％減)。平均土地面積は 68.1 坪 (昨年 261.2 坪から -73.9 ％減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 165.9 坪から -80.9 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 28.7 年 → 2025年 6.5 年、-77.3 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 48.0 分 → 2025年 30.0 分、-37.5 ％と大きく減少)
久下田駅 52.2 万/坪(昨年同期比 +80.9 ％)
久下田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.2万円/坪(15.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +80.9％( +23.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -42.9％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.1年(昨年 28.5年から -36.6 ％減)。平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 83.2 坪から -9.1 ％減)。平均建物面積は 32.9 坪 (昨年 89.5 坪から -63.2 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 28.5 年 → 2025年 18.1 年、-36.6 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 20.4 分 → 2025年 10.8 分、-47.4 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 14.3 ％ → 2025年 50.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 14.3 ％ → 2025年 25.0 ％)
市塙駅 14.9 万/坪(昨年同期比 -37.5 ％)
市塙駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.9万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -37.5％( -8.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 45.0年(昨年 38.8年から +16.1 ％増)。平均土地面積は 151.3 坪 (昨年 260.2 坪から -41.9 ％減)。平均建物面積は 60.5 坪 (昨年 87.7 坪から -31.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 46.3 分 → 2025年 23.0 分、-50.4 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 38.8 年 → 2025年 45.0 年、+16.1 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 66.7 ％ → 2025年 100.0 ％)
北真岡駅 50.9 万/坪(昨年同期比 -0.0 ％)
北真岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.9万円/坪(15.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -0.0％( -0.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.3年(昨年 24.4年から -4.8 ％減)。平均土地面積は 111.2 坪 (昨年 111.6 坪から -0.4 ％減)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 60.0 坪から -34.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 16.6 分 → 2025年 14.0 分、-15.7 ％と減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 66.7 ％ → 2025年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示