【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年10月〜12月期の真岡鐵道 (久下田駅～茂木駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.2万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -23.6％( -11.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて -45.0％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.5年(昨年 24.8年から +2.8 ％増)。平均土地面積は 133.4 坪 (昨年 88.3 坪から +51.0 ％増)。平均建物面積は 70.6 坪 (昨年 35.2 坪から +100.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(茂木駅)は +635.7 ％(坪単価 +42.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(多田羅駅)は -86.6 ％(坪単価 -37.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 ％ → 2024年 25.0 ％)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 30.0 ％ → 2024年 12.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった真岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.9万円/坪(16.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -26.0％( -18.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -42.9％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった多田羅駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.7万円/坪(1.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -86.6％( -37.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 真岡鐵道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 久下田駅 | - | 41.4万/坪 (25.1年/105坪) | 91.3万/坪 (0年/54.5坪) |
| 寺内駅 | 9.5万/坪 (24.8年/66.6坪) | 47.2万/坪 (37.8年/69.6坪) | - |
| 真岡駅 | 53.9万/坪 (12.8年/112坪) | 72.8万/坪 (10.8年/78.2坪) | 50.6万/坪 (20.8年/55.7坪) |
| 北真岡駅 | - | 97.6万/坪 (0.8年/96.8坪) | 58.6万/坪 (20.1年/69.2坪) |
| 西田井駅 | - | - | - |
| 北山駅 | - | 35.8万/坪 (31.8年/69.6坪) | - |
| 益子駅 | - | 9.3万/坪 (33.8年/60.5坪) | - |
| 七井駅 | - | 34.8万/坪 (34.8年/60.5坪) | - |
| 多田羅駅 | 5.7万/坪 (53.8年/284坪) | 42.7万/坪 (32.8年/121坪) | 66.0万/坪 (1.8年/60.5坪) |
| 市塙駅 | - | 11.6万/坪 (43.8年/112坪) | 6.0万/坪 (42.8年/157坪) |
| 笹原田駅 | - | - | - |
| 天矢場駅 | - | - | - |
| 茂木駅 | 48.6万/坪 (27.3年/122坪) | 6.6万/坪 (53.8年/81.7坪) | 3.9万/坪 (49.8年/200坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
茂木駅 48.6 万/坪(昨年同期比 +635.7 ％)
茂木駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.6万円/坪(14.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +635.7％( +42.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.3年(昨年 53.8年から -49.3 ％減)。平均土地面積は 122.0 坪 (昨年 81.7 坪から +49.4 ％増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 36.3 坪から -12.5 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 53.8 年 → 2024年 27.3 年、-49.3 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 50.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 11.0 分 → 2024年 29.3 分、+166.7 ％と大きく増加)
多田羅駅 5.7 万/坪(昨年同期比 -86.6 ％)
多田羅駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.7万円/坪(1.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -86.6％( -37.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 53.8年(昨年 32.8年から +64.1 ％増)。平均土地面積は 284.4 坪 (昨年 121.0 坪から +135.0 ％増)。平均建物面積は 296.5 坪 (昨年 32.5 坪から +811.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 60.0 分 → 2024年 36.0 分、-40.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 32.8 年 → 2024年 53.8 年、+64.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示