【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期のJR磐越西線 (郡山駅～徳沢駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.3万円/坪(18.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +0.9％( +0.6万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 63 件(１年前(2024年)に比べて -55.3％( -78件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.0年(昨年 25.7年から -10.3 ％減)。平均土地面積は 69.4 坪 (昨年 97.5 坪から -28.8 ％減)。平均建物面積は 39.1 坪 (昨年 48.0 坪から -18.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。会津若松駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは会津若松駅で昨年に比べ +35.7 ％、坪単価は 51.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(会津若松駅)は +35.7 ％(坪単価 +13.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(郡山富田駅)は -25.8 ％(坪単価 -26.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 25.7 年 → 2025年 23.0 年、-10.3 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 32.8 ％ → 2025年 22.6 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 28.8 ％ → 2025年 30.6 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 28.0 ％ → 2025年 32.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった郡山富田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.8万円/坪(22.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -25.8％( -26.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて +400.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった会津若松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.8万円/坪(15.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +35.7％( +13.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(１年前(2024年)に比べて -51.4％( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR磐越西線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 郡山駅 | 67.5万/坪 (20.9年/64.6坪) | 80.2万/坪 (19.3年/92.7坪) | 68.2万/坪 (21.5年/84.6坪) |
| 郡山富田駅 | 75.8万/坪 (16.1年/64.1坪) | 102万/坪 (0年/59.0坪) | 80.2万/坪 (14.8年/58.2坪) |
| 喜久田駅 | - | 96.2万/坪 (1.3年/66.6坪) | - |
| 安子ケ島駅 | - | - | 4.4万/坪 (30.3年/148坪) |
| 磐梯熱海駅 | 11.0万/坪 (52.3年/69.6坪) | - | - |
| 中山宿駅 | - | - | - |
| 上戸駅 | - | 13.2万/坪 (45.3年/51.4坪) | 0.03万/坪 (0年/103坪) |
| 猪苗代湖畔駅 | - | - | - |
| 関都駅 | - | - | - |
| 川桁駅 | - | - | - |
| 猪苗代駅 | - | 18.8万/坪 (41.6年/101坪) | 36.5万/坪 (34.3年/112坪) |
| 翁島駅 | - | - | - |
| 磐梯町駅 | - | - | 9.3万/坪 (54.3年/163坪) |
| 東長原駅 | - | - | - |
| 広田駅 | 43.0万/坪 (32.3年/71.1坪) | - | 105万/坪 (-0.75年/59.0坪) |
| 会津若松駅 | 51.8万/坪 (27.6年/80.9坪) | 38.1万/坪 (37.3年/99.1坪) | 35.9万/坪 (32.3年/135坪) |
| 堂島駅 | - | - | - |
| 笈川駅 | - | - | - |
| 塩川駅 | - | 18.1万/坪 (45.3年/118坪) | 8.2万/坪 (44.3年/216坪) |
| 姥堂駅 | - | - | - |
| 会津豊川駅 | - | - | - |
| 喜多方駅 | - | 15.0万/坪 (36.4年/133坪) | 12.9万/坪 (44.1年/115坪) |
| 山都駅 | - | - | - |
| 荻野駅 | - | - | - |
| 尾登駅 | - | - | - |
| 野沢駅 | - | - | - |
| 上野尻駅 | - | 5.3万/坪 (0年/157坪) | - |
| 徳沢駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
会津若松駅 51.8 万/坪(昨年同期比 +35.7 ％)
会津若松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.8万円/坪(15.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +35.7％( +13.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(１年前(2024年)に比べて -51.4％( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.6年(昨年 37.3年から -26.1 ％減)。平均土地面積は 80.9 坪 (昨年 99.1 坪から -18.3 ％減)。平均建物面積は 35.8 坪 (昨年 47.2 坪から -24.1 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 37.3 年 → 2025年 27.6 年、-26.1 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 6.1 ％ → 2025年 17.6 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 ％ → 2025年 35.3 ％)
郡山富田駅 75.8 万/坪(昨年同期比 -25.8 ％)
郡山富田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.8万円/坪(22.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -25.8％( -26.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて +400.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 64.1 坪 (昨年 59.0 坪から +8.7 ％増)。平均建物面積は 38.4 坪 (昨年 33.3 坪から +15.5 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示