
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期のJR奥羽本線 (福島駅~庭坂駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 70.0万円/坪(21.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +21.3%( +12.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 28 件(1年前(2024年)に比べて -81.8%( -126件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.4年(昨年 28.4年から -21.2 %減)。平均土地面積は 92.2 坪 (昨年 92.9 坪から -0.8 %減)。平均建物面積は 65.4 坪 (昨年 52.6 坪から +24.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。福島駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは福島駅で昨年に比べ +16.6 %、坪単価は 71.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(福島駅)は +16.6 %(坪単価 +10.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(笹木野駅)は -60.6 %(坪単価 -35.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 28.4 年 → 2025年 22.4 年、-21.2 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 21.1 % → 2025年 32.1 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 31.3 % → 2025年 21.4 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった福島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.8万円/坪(21.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +16.6%( +10.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 27 件(1年前(2024年)に比べて -78.6%( -99件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった笹木野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.0万円/坪(7.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -60.6%( -35.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -93.3%( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR奥羽本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
福島駅 | 71.8万/坪 (21.5年/90.6坪) | 61.6万/坪 (28.5年/91.6坪) | 64.0万/坪 (26.5年/85.9坪) |
笹木野駅 | 23.0万/坪 (47.0年/136坪) | 58.4万/坪 (20.0年/62.4坪) | 62.5万/坪 (19.4年/75.5坪) |
庭坂駅 | - | 20.7万/坪 (36.7年/141坪) | 77.1万/坪 (16.2年/79.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
福島駅 71.8 万/坪(昨年同期比 +16.6 %)
福島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.8万円/坪(21.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +16.6%( +10.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 27 件(1年前(2024年)に比べて -78.6%( -99件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.5年(昨年 28.5年から -24.8 %減)。平均土地面積は 90.6 坪 (昨年 91.6 坪から -1.1 %減)。平均建物面積は 66.6 坪 (昨年 56.5 坪から +17.8 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 28.5 年 → 2025年 21.5 年、-24.8 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 21.0 % → 2025年 33.3 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 36.1 % → 2025年 22.2 %)
笹木野駅 23.0 万/坪(昨年同期比 -60.6 %)
笹木野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.0万円/坪(7.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -60.6%( -35.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -93.3%( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 47.0年(昨年 20.0年から +134.6 %増)。平均土地面積は 136.1 坪 (昨年 62.4 坪から +118.1 %増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 36.5 坪から -4.7 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 20.0 年 → 2025年 47.0 年、+134.6 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 12.6 分 → 2025年 20.0 分、+58.7 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 26.7 % → 2025年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示