【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期のJR米坂線 (米沢駅～小国駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.1万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +58.2％( +12.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2024年)に比べて -30.8％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.9年(昨年 31.9年から +15.8 ％増)。平均土地面積は 132.8 坪 (昨年 194.6 坪から -31.8 ％減)。平均建物面積は 39.0 坪 (昨年 84.1 坪から -53.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。米沢駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは羽前小松駅で昨年に比べ +118.0 ％、坪単価は 8.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(羽前小松駅)は +118.0 ％(坪単価 +4.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(南米沢駅)は -89.3 ％(坪単価 -18.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 23.3 分 → 2025年 18.8 分、-19.4 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 37.5 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 31.9 年 → 2025年 36.9 年、+15.8 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 ％ → 2025年 50.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった米沢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.4万円/坪(17.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +89.1％( +26.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南米沢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.2万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -89.3％( -18.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR米坂線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 米沢駅 | 56.4万/坪 (29.5年/140坪) | 29.8万/坪 (32.0年/119坪) | 25.5万/坪 (34.7年/86.9坪) |
| 南米沢駅 | 2.2万/坪 (56.0年/72.6坪) | 20.6万/坪 (34.5年/216坪) | 27.5万/坪 (27.0年/141坪) |
| 西米沢駅 | 11.4万/坪 (31.0年/160坪) | 32.2万/坪 (33.0年/194坪) | 18.0万/坪 (63.0年/78.7坪) |
| 成島駅 | - | - | - |
| 中郡駅 | - | - | - |
| 羽前小松駅 | 8.6万/坪 (44.0年/103坪) | 3.9万/坪 (33.5年/43.9坪) | 6.0万/坪 (36.0年/160坪) |
| 犬川駅 | - | - | - |
| 今泉駅 | - | - | - |
| 萩生駅 | 2.8万/坪 (46.0年/160坪) | - | |
| 羽前椿駅 | - | - | 56.2万/坪 (9.0年/151坪) |
| 手ノ子駅 | - | - | - |
| 羽前沼沢駅 | - | - | - |
| 伊佐領駅 | - | - | - |
| 羽前松岡駅 | - | - | - |
| 小国駅 | - | 20.6万/坪 (21.0年/304坪) | 8.4万/坪 (34.0年/30.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
羽前小松駅 8.6 万/坪(昨年同期比 +118.0 ％)
羽前小松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.6万円/坪(2.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +118.0％( +4.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 44.0年(昨年 33.5年から +31.3 ％増)。平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 43.9 坪から +134.5 ％増)。平均建物面積は 51.4 坪 (昨年 122.5 坪から -58.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 36.5 分 → 2025年 8.0 分、-78.1 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 33.5 年 → 2025年 44.0 年、+31.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
南米沢駅 2.2 万/坪(昨年同期比 -89.3 ％)
南米沢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.2万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -89.3％( -18.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 56.0年(昨年 34.5年から +62.3 ％増)。平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 215.5 坪から -66.3 ％減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 70.0 坪から -56.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 16.5 分 → 2025年 8.0 分、-51.5 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 34.5 年 → 2025年 56.0 年、+62.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示