【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2019年1月〜3月期のJR羽越本線 (鼠ケ関駅～女鹿駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.4万円/坪(9.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +20.5％( +5.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 34 件(１年前(2018年)に比べて -27.7％( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.8年(昨年 35.7年から -13.8 ％減)。平均土地面積は 105.3 坪 (昨年 117.3 坪から -10.2 ％減)。平均建物面積は 69.4 坪 (昨年 60.2 坪から +15.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。酒田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは酒田駅で昨年に比べ +52.5 ％、坪単価は 42.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(酒田駅)は +52.5 ％(坪単価 +14.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(羽前大山駅)は -97.2 ％(坪単価 -52.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2018年 35.7 年 → 2019年 30.8 年、-13.8 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 53.7 ％ → 2019年 29.0 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 7.3 ％ → 2019年 12.9 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 29.3 ％ → 2019年 51.6 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった酒田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.2万円/坪(12.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +52.5％( +14.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 19 件(１年前(2018年)に比べて -17.4％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった羽前大山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -97.2％( -52.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR羽越本線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 鼠ケ関駅 | - | - | - |
| 小岩川駅 | - | - | - |
| あつみ温泉駅 | - | - | - |
| 五十川駅 | - | - | - |
| 小波渡駅 | - | - | - |
| 三瀬駅 | - | 6.2万/坪 (43.0年/24.2坪) | 50.4万/坪 (14.0年/93.8坪) |
| 羽前水沢駅 | 7.5万/坪 (0年/63.5坪) | - | - |
| 羽前大山駅 | 1.5万/坪 (42.0年/24.2坪) | 54.1万/坪 (5.0年/60.5坪) | 40.5万/坪 (12.3年/154坪) |
| 鶴岡駅 | 24.0万/坪 (36.3年/83.0坪) | 29.5万/坪 (40.0年/102坪) | 40.5万/坪 (19.7年/78.5坪) |
| 藤島駅 | - | 3.3万/坪 (47.0年/106坪) | 41.0万/坪 (16.0年/72.3坪) |
| 西袋駅 | - | - | - |
| 余目駅 | 21.0万/坪 (20.0年/110坪) | 28.2万/坪 (50.0年/87.7坪) | 27.4万/坪 (26.0年/135坪) |
| 北余目駅 | - | - | - |
| 砂越駅 | - | - | - |
| 東酒田駅 | - | - | - |
| 酒田駅 | 42.2万/坪 (28.4年/115坪) | 27.6万/坪 (31.0年/115坪) | 28.5万/坪 (33.1年/84.0坪) |
| 本楯駅 | 16.2万/坪 (35.5年/166坪) | - | 5.1万/坪 (36.0年/84.7坪) |
| 南鳥海駅 | - | - | 4.1万/坪 (41.0年/363坪) |
| 遊佐駅 | - | 18.6万/坪 (42.5年/348坪) | - |
| 吹浦駅 | - | - | - |
| 女鹿駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
酒田駅 42.2 万/坪(昨年同期比 +52.5 ％)
酒田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.2万円/坪(12.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて +52.5％( +14.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 19 件(１年前(2018年)に比べて -17.4％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 28.4年(昨年 31.0年から -8.3 ％減)。平均土地面積は 115.2 坪 (昨年 114.7 坪から +0.5 ％増)。平均建物面積は 74.5 坪 (昨年 61.2 坪から +21.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 29.8 分 → 2019年 23.7 分、-20.6 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 36.8 ％ → 2019年 22.2 ％)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 4.3 ％ → 2019年 5.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 36.8 ％ → 2019年 55.6 ％)
羽前大山駅 1.5 万/坪(昨年同期比 -97.2 ％)
羽前大山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2018年)に比べて -97.2％( -52.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 42.0年(昨年 5.0年から +740.1 ％増)。平均土地面積は 24.2 坪 (昨年 60.5 坪から -60.0 ％減)。平均建物面積は 19.7 坪 (昨年 33.3 坪から -40.9 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 5.0 年 → 2019年 42.0 年、+740.1 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 29.0 分 → 2019年 60.0 分、+106.9 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示