
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期のJR仙山線 (面白山高原駅~羽前千歳駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.9万円/坪(27.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +30.0%( +21.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -69.2%( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 11.9年(昨年 21.4年から -44.4 %減)。平均土地面積は 80.4 坪 (昨年 113.0 坪から -28.9 %減)。平均建物面積は 44.4 坪 (昨年 45.1 坪から -1.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。楯山駅、羽前千歳駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは楯山駅で昨年に比べ +55.3 %、坪単価は 44.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(楯山駅)は +55.3 %(坪単価 +15.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(羽前千歳駅)は +20.7 %(坪単価 +16.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 21.4 年 → 2025年 11.9 年、-44.4 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 30.4 % → 2025年 37.5 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 26.1 % → 2025年 12.5 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 16.0 分 → 2025年 20.8 分、+29.4 %と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった羽前千歳駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.6万円/坪(29.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +20.7%( +16.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった楯山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.1万円/坪(13.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +55.3%( +15.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR仙山線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
面白山高原駅 | - | - | - |
山寺駅 | - | - | - |
高瀬駅 | - | - | 13.5万/坪 (51.0年/118坪) |
楯山駅 | 44.1万/坪 (46.0年/75.6坪) | 28.4万/坪 (34.5年/193坪) | - |
羽前千歳駅 | 97.6万/坪 (7.0年/81.0坪) | 80.9万/坪 (18.6年/93.1坪) | 61.5万/坪 (26.5年/135坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
楯山駅 44.1 万/坪(昨年同期比 +55.3 %)
楯山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.1万円/坪(13.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +55.3%( +15.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 46.0年(昨年 34.5年から +33.6 %増)。平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 192.7 坪から -60.8 %減)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 57.8 坪から -37.2 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 34.5 年 → 2025年 46.0 年、+33.6 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 % → 2025年 100.0 %)
羽前千歳駅 97.6 万/坪(昨年同期比 +20.7 %)
羽前千歳駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.6万円/坪(29.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +20.7%( +16.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 7.0年(昨年 18.6年から -62.4 %減)。平均土地面積は 81.0 坪 (昨年 93.1 坪から -13.0 %減)。平均建物面積は 45.6 坪 (昨年 41.8 坪から +9.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 18.6 年 → 2025年 7.0 年、-62.4 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 36.8 % → 2025年 42.9 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 16.2 分 → 2025年 21.6 分、+33.2 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示