
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の阿武隈急行 (あぶくま駅~槻木駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.6万円/坪(11.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +82.5%( +17.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて -84.2%( -32件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.4年(昨年 32.2年から -21.3 %減)。平均土地面積は 112.7 坪 (昨年 159.9 坪から -29.5 %減)。平均建物面積は 30.5 坪 (昨年 51.4 坪から -40.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。丸森駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは丸森駅で昨年に比べ +17.6 %、坪単価は 11.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(丸森駅)は +17.6 %(坪単価 +1.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(角田駅)は -61.2 %(坪単価 -14.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 32.2 年 → 2025年 25.4 年、-21.3 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2024年 21.3 分 → 2025年 18.3 分、-14.0 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 14.7 % → 2025年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった丸森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.9万円/坪(3.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +17.6%( +1.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった角田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.2万円/坪(2.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -61.2%( -14.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -85.7%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
阿武隈急行 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
あぶくま駅 | - | - | - |
丸森駅 | 11.9万/坪 (39.0年/115坪) | 10.1万/坪 (34.6年/208坪) | 20.6万/坪 (35.1年/157坪) |
北丸森駅 | - | - | - |
南角田駅 | - | 4.9万/坪 (53.7年/78.7坪) | 14.2万/坪 (34.1年/110坪) |
角田駅 | 9.2万/坪 (55.0年/189坪) | 23.8万/坪 (27.1年/225坪) | 30.2万/坪 (22.5年/120坪) |
横倉駅 | - | - | 20.0万/坪 (28.2年/161坪) |
岡駅 | - | 15.1万/坪 (36.4年/133坪) | 14.4万/坪 (40.5年/393坪) |
東船岡駅 | 65.0万/坪 (1.0年/61.0坪) | - | 60.5万/坪 (19.3年/88.5坪) |
槻木駅 | - | 24.7万/坪 (32.0年/99.7坪) | 53.5万/坪 (15.7年/79.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
丸森駅 11.9 万/坪(昨年同期比 +17.6 %)
丸森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.9万円/坪(3.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +17.6%( +1.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 39.0年(昨年 34.6年から +12.8 %増)。平均土地面積は 115.0 坪 (昨年 207.5 坪から -44.6 %減)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 53.8 坪から -29.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 33.2 分 → 2025年 25.0 分、-24.7 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 34.6 年 → 2025年 39.0 年、+12.8 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 % → 2025年 100.0 %)
角田駅 9.2 万/坪(昨年同期比 -61.2 %)
角田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.2万円/坪(2.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -61.2%( -14.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -85.7%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 55.0年(昨年 27.1年から +103.4 %増)。平均土地面積は 189.1 坪 (昨年 225.1 坪から -16.0 %減)。平均建物面積は 28.0 坪 (昨年 71.4 坪から -60.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 23.9 分 → 2025年 16.0 分、-33.1 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 27.1 年 → 2025年 55.0 年、+103.4 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 % → 2025年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示