【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期のJR大船渡線 (一ノ関駅~新月駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.1万円/坪(9.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -3.6%( -1.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2024年)に比べて -61.1%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.6年(昨年 35.4年から -7.9 %減)。平均土地面積は 118.0 坪 (昨年 102.0 坪から +15.7 %増)。平均建物面積は 60.2 坪 (昨年 32.1 坪から +87.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全ての駅において下落した。一ノ関駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは一ノ関駅で昨年に比べ -4.4 %、坪単価は 38.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(一ノ関駅)は -4.4 %(坪単価 -1.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(一ノ関駅)は -4.4 %(坪単価 -1.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 52.9 % → 2025年 16.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 22.7 分 → 2025年 31.6 分、+38.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 23.5 % → 2025年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった一ノ関駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.4万円/坪(11.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -4.4%( -1.8万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて -57.1%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった一ノ関駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.4万円/坪(11.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -4.4%( -1.8万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて -57.1%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR大船渡線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 一ノ関駅 | 38.4万/坪 (25.3年/117坪) | 40.1万/坪 (31.5年/102坪) | 57.6万/坪 (22.4年/116坪) |
| 真滝駅 | - | - | - |
| 陸中門崎駅 | 0.6万/坪 (69.3年/124坪) | - | 4.6万/坪 (44.3年/182坪) |
| 岩ノ下駅 | - | - | - |
| 陸中松川駅 | - | - | - |
| 猊鼻渓駅 | - | 2.6万/坪 (51.3年/203坪) | - |
| 柴宿駅 | - | - | - |
| 摺沢駅 | - | 3.5万/坪 (0年/69.6坪) | - |
| 千厩駅 | - | 6.0万/坪 (50.3年/66.6坪) | 11.5万/坪 (46.3年/303坪) |
| 小梨駅 | - | - | - |
| 矢越駅 | - | - | - |
| 折壁駅 | - | 24.8万/坪 (59.3年/69.6坪) | - |
| 新月駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
一ノ関駅 38.4 万/坪(昨年同期比 -4.4 %)
一ノ関駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.4万円/坪(11.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -4.4%( -1.8万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて -57.1%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.3年(昨年 31.5年から -19.7 %減)。平均土地面積は 117.0 坪 (昨年 102.0 坪から +14.7 %増)。平均建物面積は 51.7 坪 (昨年 32.5 坪から +59.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 31.5 年 → 2025年 25.3 年、-19.7 %と減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 26.1 分 → 2025年 32.5 分、+24.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 28.6 % → 2025年 60.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示