【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜6月期のJR石勝線 (南千歳駅~新得駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.6万円/坪(1.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -37.6%( -3.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて -72.7%( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 46.9年(昨年 41.4年から +13.4 %増)。平均土地面積は 91.5 坪 (昨年 156.7 坪から -41.6 %減)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 42.2 坪から -14.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。新得駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新得駅で昨年に比べ +19.6 %、坪単価は 15.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(新得駅)は +19.6 %(坪単価 +2.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新夕張駅)は -37.1 %(坪単価 -2.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 4.5 % → 2025年 16.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 41.4 年 → 2025年 46.9 年、+13.4 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 60.0 % → 2025年 80.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新得駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.3万円/坪(4.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +19.6%( +2.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -90.9%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった追分駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -2.2%( -0.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR石勝線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 南千歳駅 | - | 3.3万/坪 (53.8年/103坪) | - |
| 追分駅 | 2.3万/坪 (52.0年/93.8坪) | 2.4万/坪 (46.8年/52.9坪) | 11.6万/坪 (42.2年/132坪) |
| 川端駅 | - | - | - |
| 新夕張駅 | 3.4万/坪 (44.4年/90.2坪) | 5.4万/坪 (38.3年/150坪) | |
| 占冠駅 | - | 10.2万/坪 (39.3年/299坪) | 5.7万/坪 (68.8年/178坪) |
| トマム駅 | - | - | - |
| 新得駅 | 15.3万/坪 (49.3年/90.8坪) | 12.8万/坪 (42.3年/163坪) | 11.5万/坪 (39.0年/138坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新得駅 15.3 万/坪(昨年同期比 +19.6 %)
新得駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.3万円/坪(4.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +19.6%( +2.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -90.9%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 49.3年(昨年 42.3年から +16.4 %増)。平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 162.7 坪から -44.2 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 45.2 坪から -36.5 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 42.3 年 → 2025年 49.3 年、+16.4 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 77.8 % → 2025年 100.0 %)
新夕張駅 3.4 万/坪(昨年同期比 -37.1 %)
新夕張駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.4万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -37.1%( -2.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -62.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 44.4年(昨年 38.3年から +16.0 %増)。平均土地面積は 90.2 坪 (昨年 149.5 坪から -39.6 %減)。平均建物面積は 42.9 坪 (昨年 45.0 坪から -4.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 61.6 分 → 2025年 52.0 分、-15.6 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 62.5 % → 2025年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 38.3 年 → 2025年 44.4 年、+16.0 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 37.5 % → 2025年 66.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示