【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期のJR土讃線 (多度津駅~讃岐財田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.4万円/坪(8.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +79.9%( +12.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2024年)に比べて +166.7%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.8年(昨年 36.3年から -12.4 %減)。平均土地面積は 110.3 坪 (昨年 114.2 坪から -3.4 %減)。平均建物面積は 63.9 坪 (昨年 45.1 坪から +41.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。善通寺駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは多度津駅で昨年に比べ +269.0 %、坪単価は 39.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(多度津駅)は +269.0 %(坪単価 +28.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(善通寺駅)は +9.7 %(坪単価 +2.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 36.3 年 → 2025年 31.8 年、-12.4 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 75.0 % → 2025年 12.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 % → 2025年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった多度津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.3万円/坪(11.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +269.0%( +28.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった善通寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.8万円/坪(9.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +9.7%( +2.7万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2024年)に比べて +350.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR土讃線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 多度津駅 | 39.3万/坪 (26.4年/104坪) | 10.7万/坪 (44.5年/81.2坪) | 21.1万/坪 (45.5年/119坪) |
| 金蔵寺駅 | 19.3万/坪 (55.7年/155坪) | - | 28.9万/坪 (28.0年/105坪) |
| 善通寺駅 | 30.8万/坪 (23.8年/98.1坪) | 28.0万/坪 (28.0年/69.6坪) | 65.4万/坪 (15.5年/82.4坪) |
| 琴平駅 | - | - | 132万/坪 (0年/175坪) |
| 塩入駅 | 1.3万/坪 (48.0年/90.8坪) | - | - |
| 黒川駅 | - | - | - |
| 讃岐財田駅 | - | 1.5万/坪 (0年/303坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
多度津駅 39.3 万/坪(昨年同期比 +269.0 %)
多度津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.3万円/坪(11.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +269.0%( +28.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.4年(昨年 44.5年から -40.8 %減)。平均土地面積は 104.4 坪 (昨年 81.2 坪から +28.6 %増)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 37.8 坪から +20.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 44.5 年 → 2025年 26.4 年、-40.8 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2024年 12.3 分 → 2025年 10.0 分、-18.9 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 33.3 %)
善通寺駅 30.8 万/坪(昨年同期比 +9.7 %)
善通寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.8万円/坪(9.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +9.7%( +2.7万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2024年)に比べて +350.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.8年(昨年 28.0年から -15.1 %減)。平均土地面積は 98.1 坪 (昨年 69.6 坪から +41.0 %増)。平均建物面積は 85.4 坪 (昨年 41.6 坪から +105.3 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 28.0 年 → 2025年 23.8 年、-15.1 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 26.5 分 → 2025年 20.8 分、-21.6 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 11.1 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示