【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年7月〜9月期の遠州鉄道 (新浜松駅～西鹿島駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.3万円/坪(16.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -30.3％( -23.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(１年前(2023年)に比べて -37.5％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.8年(昨年 14.4年から +93.7 ％増)。平均土地面積は 83.1 坪 (昨年 60.8 坪から +36.6 ％増)。平均建物面積は 63.8 坪 (昨年 35.6 坪から +79.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。全ての駅において下落した。遠州芝本駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは助信駅で昨年に比べ -62.7 ％、坪単価は 40.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(遠州芝本駅)は -13.0 ％(坪単価 -9.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(助信駅)は -62.7 ％(坪単価 -68.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 16.9 分 → 2024年 14.7 分、-12.9 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.2 ％ → 2024年 38.5 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 14.4 年 → 2024年 27.8 年、+93.7 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.8 ％ → 2024年 23.1 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 ％ → 2024年 53.8 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった遠州芝本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.7万円/坪(18.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -13.0％( -9.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった助信駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.7万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -62.7％( -68.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 遠州鉄道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新浜松駅 | - | - | - |
| 第一通り駅 | - | - | - |
| 遠州病院駅 | 89.9万/坪 (34.5年/126坪) | - | - |
| 八幡駅 | - | - | 71.2万/坪 (17.5年/107坪) |
| 助信駅 | 40.7万/坪 (22.5年/46.9坪) | 109万/坪 (0.5年/52.9坪) | - |
| 曳馬駅 | - | 34.5万/坪 (24.5年/71.1坪) | - |
| 上島駅 | - | - | 77.1万/坪 (18.5年/40.8坪) |
| 自動車学校前駅 | - | - | - |
| さぎの宮駅 | - | - | - |
| 積志駅 | 46.7万/坪 (55.5年/63.5坪) | - | - |
| 遠州西ケ崎駅 | - | 102万/坪 (0.5年/60.5坪) | - |
| 遠州小松駅 | 58.0万/坪 (28.9年/87.0坪) | 97.8万/坪 (9.7年/59.2坪) | 95.0万/坪 (3.6年/56.7坪) |
| 浜北駅 | 41.1万/坪 (26.5年/99.8坪) | 63.8万/坪 (16.9年/66.6坪) | 58.4万/坪 (21.9年/52.1坪) |
| 美薗中央公園駅 | - | 63.0万/坪 (14.5年/63.5坪) | 34.1万/坪 (44.9年/58.5坪) |
| 遠州小林駅 | 44.4万/坪 (26.3年/86.5坪) | 66.1万/坪 (1.5年/34.8坪) | 90.7万/坪 (0.5年/92.6坪) |
| 遠州芝本駅 | 61.7万/坪 (15.5年/65.0坪) | 71.0万/坪 (25.5年/67.3坪) | 69.3万/坪 (14.3年/71.5坪) |
| 遠州岩水寺駅 | - | 51.7万/坪 (27.5年/38.6坪) | - |
| 西鹿島駅 | - | 56.0万/坪 (19.5年/79.4坪) | 66.0万/坪 (12.5年/62.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
遠州芝本駅 61.7 万/坪(昨年同期比 -13.0 ％)
遠州芝本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.7万円/坪(18.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -13.0％( -9.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 15.5年(昨年 25.5年から -39.2 ％減)。平均土地面積は 65.0 坪 (昨年 67.3 坪から -3.4 ％減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 28.7 坪から +15.8 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 25.5 年 → 2024年 15.5 年、-39.2 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 10.5 分 → 2024年 30.0 分、+185.7 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 50.0 ％)
助信駅 40.7 万/坪(昨年同期比 -62.7 ％)
助信駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.7万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -62.7％( -68.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 22.5年(昨年 0.5年から +4367.4 ％増)。平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 52.9 坪から -11.4 ％減)。平均建物面積は 59.0 坪 (昨年 30.3 坪から +95.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 30.0 分 → 2024年 25.0 分、-16.7 ％と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 0.5 年 → 2024年 22.5 年、+4367.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示