【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の岳南鉄道 (吉原駅～岳南江尾駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.1万円/坪(15.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -26.0％( -17.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 23 件(１年前(2024年)に比べて +21.1％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.4年(昨年 16.1年から +51.8 ％増)。平均土地面積は 90.1 坪 (昨年 77.5 坪から +16.2 ％増)。平均建物面積は 54.6 坪 (昨年 51.1 坪から +6.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(本吉原駅)は -22.9 ％(坪単価 -25.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(吉原駅)は -46.9 ％(坪単価 -27.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 37.9 分 → 2025年 33.4 分、-12.0 ％と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 16.1 年 → 2025年 24.4 年、+51.8 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 52.6 ％ → 2025年 31.8 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 21.1 ％ → 2025年 27.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった本吉原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.1万円/坪(25.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -22.9％( -25.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった吉原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.6万円/坪(9.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -46.9％( -27.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(１年前(2024年)に比べて +44.4％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 岳南鉄道 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 吉原駅 | 30.6万/坪 (37.4年/116坪) | 57.6万/坪 (21.3年/100坪) | 66.5万/坪 (17.8年/147坪) |
| ジヤトコ前駅 | - | 79.3万/坪 (6.0年/37.8坪) | - |
| 吉原本町駅 | 57.6万/坪 (7.3年/41.3坪) | - | - |
| 本吉原駅 | 85.1万/坪 (10.8年/56.3坪) | 110万/坪 (1.5年/54.5坪) | - |
| 岳南原田駅 | - | 65.1万/坪 (17.2年/62.0坪) | 32.2万/坪 (35.0年/31.8坪) |
| 比奈駅 | 54.4万/坪 (22.0年/75.6坪) | 76.0万/坪 (1.0年/51.4坪) | - |
| 岳南富士岡駅 | - | - | - |
| 須津駅 | - | - | - |
| 神谷駅 | 66.1万/坪 (0年/46.9坪) | - | - |
| 岳南江尾駅 | 81.1万/坪 (1.0年/90.8坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
本吉原駅 85.1 万/坪(昨年同期比 -22.9 ％)
本吉原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.1万円/坪(25.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -22.9％( -25.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 10.8年(昨年 1.5年から +615.9 ％増)。平均土地面積は 56.3 坪 (昨年 54.5 坪から +3.5 ％増)。平均建物面積は 29.1 坪 (昨年 28.0 坪から +4.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 27.5 分 → 2025年 21.2 分、-22.7 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 1.5 年 → 2025年 10.8 年、+615.9 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 ％ → 2025年 75.0 ％)
吉原駅 30.6 万/坪(昨年同期比 -46.9 ％)
吉原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.6万円/坪(9.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -46.9％( -27.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(１年前(2024年)に比べて +44.4％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 37.4年(昨年 21.3年から +75.0 ％増)。平均土地面積は 116.1 坪 (昨年 100.3 坪から +15.7 ％増)。平均建物面積は 76.3 坪 (昨年 71.3 坪から +7.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 53.3 分 → 2025年 44.2 分、-17.2 ％と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 21.3 年 → 2025年 37.4 年、+75.0 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 ％ → 2025年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示