
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の弘南鉄道大鰐線 (大鰐駅~中央弘前駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.6万円/坪(10.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +25.2%( +7.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて -89.7%( -35件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 41.3年(昨年 36.6年から +12.7 %増)。平均土地面積は 145.6 坪 (昨年 99.9 坪から +45.8 %増)。平均建物面積は 90.4 坪 (昨年 46.6 坪から +94.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。弘前学院大前駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは弘高下駅で昨年に比べ -52.5 %、坪単価は 20.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(千年駅)は +251.5 %(坪単価 +58.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(弘高下駅)は -52.5 %(坪単価 -22.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 9.2 分 → 2025年 4.5 分、-51.1 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 5.1 % → 2025年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 36.6 年 → 2025年 41.3 年、+12.7 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 48.6 % → 2025年 75.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった千年駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.1万円/坪(24.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +251.5%( +58.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった弘前学院大前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.0万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -10.8%( -1.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -85.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
弘南鉄道大鰐線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大鰐駅 | - | 1.0万/坪 (42.5年/60.5坪) | - |
宿川原駅 | - | 0.10万/坪 (38.8年/103坪) | - |
鯖石駅 | - | 13.6万/坪 (22.3年/484坪) | - |
石川プール前駅 | - | - | - |
石川駅 | - | - | 14.9万/坪 (47.8年/151坪) |
津軽大沢駅 | - | - | - |
松木平駅 | - | - | - |
小栗山駅 | - | - | 3.5万/坪 (46.7年/274坪) |
千年駅 | 82.1万/坪 (14.0年/363坪) | 23.4万/坪 (39.9年/70.3坪) | 26.2万/坪 (36.3年/90.4坪) |
聖愛中高前駅 | - | 28.8万/坪 (39.7年/114坪) | 47.4万/坪 (29.6年/93.6坪) |
弘前学院大前駅 | 15.0万/坪 (55.0年/45.4坪) | 16.8万/坪 (50.6年/72.2坪) | 28.0万/坪 (39.8年/83.9坪) |
弘高下駅 | 20.6万/坪 (48.0年/87.0坪) | 43.4万/坪 (22.0年/92.9坪) | 63.2万/坪 (9.2年/87.7坪) |
中央弘前駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
千年駅 82.1 万/坪(昨年同期比 +251.5 %)
千年駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.1万円/坪(24.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +251.5%( +58.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 14.0年(昨年 39.9年から -64.9 %減)。平均土地面積は 363.0 坪 (昨年 70.3 坪から +416.1 %増)。平均建物面積は 49.9 坪 (昨年 39.7 坪から +25.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 39.9 年 → 2025年 14.0 年、-64.9 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 8.1 分 → 2025年 2.0 分、-75.4 %と大きく減少)
弘高下駅 20.6 万/坪(昨年同期比 -52.5 %)
弘高下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.6万円/坪(6.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -52.5%( -22.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -80.0%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 48.0年(昨年 22.0年から +118.4 %増)。平均土地面積は 87.0 坪 (昨年 92.9 坪から -6.4 %減)。平均建物面積は 139.2 坪 (昨年 50.5 坪から +175.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 7.9 分 → 2025年 3.0 分、-62.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 30.0 % → 2025年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 22.0 年 → 2025年 48.0 年、+118.4 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 22.2 % → 2025年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示