【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期のJR羽越本線 (小砂川駅～秋田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.1万円/坪(15.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +7.4％( +3.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 50 件(１年前(2024年)に比べて -85.8％( -302件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.0年(昨年 30.4年から -14.6 ％減)。平均土地面積は 80.0 坪 (昨年 89.1 坪から -10.2 ％減)。平均建物面積は 39.9 坪 (昨年 51.3 坪から -22.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。新屋駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは新屋駅で昨年に比べ +77.1 ％、坪単価は 77.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(新屋駅)は +77.1 ％(坪単価 +33.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(羽後本荘駅)は -92.6 ％(坪単価 -34.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 30.4 年 → 2025年 26.0 年、-14.6 ％と減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 0.3 ％ → 2025年 2.0 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 12.1 ％ → 2025年 18.4 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.5万円/坪(23.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +77.1％( +33.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -87.9％( -29件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった羽後本荘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.8万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -92.6％( -34.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -97.6％( -41件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR羽越本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 小砂川駅 | - | - | - |
| 上浜駅 | - | 11.8万/坪 (36.3年/303坪) | - |
| 象潟駅 | - | 7.1万/坪 (53.8年/138坪) | 16.4万/坪 (32.4年/121坪) |
| 金浦駅 | - | 11.0万/坪 (54.3年/55.2坪) | 17.4万/坪 (38.6年/98.3坪) |
| 仁賀保駅 | - | 99.0万/坪 (19.1年/77.7坪) | 29.9万/坪 (26.9年/110坪) |
| 西目駅 | - | 94.9万/坪 (24.3年/147坪) | 3.5万/坪 (37.3年/112坪) |
| 羽後本荘駅 | 2.8万/坪 (49.0年/363坪) | 37.3万/坪 (32.0年/94.2坪) | 28.9万/坪 (31.9年/106坪) |
| 羽後岩谷駅 | - | - | 49.6万/坪 (21.5年/83.6坪) |
| 羽後亀田駅 | - | 12.7万/坪 (28.8年/127坪) | 7.7万/坪 (47.4年/136坪) |
| 岩城みなと駅 | - | 26.4万/坪 (34.5年/99.8坪) | 23.1万/坪 (35.2年/132坪) |
| 道川駅 | - | - | |
| 下浜駅 | - | 8.2万/坪 (31.6年/213坪) | - |
| 桂根駅 | - | - | 8.6万/坪 (44.3年/87.7坪) |
| 新屋駅 | 77.5万/坪 (14.8年/89.6坪) | 43.8万/坪 (32.4年/94.6坪) | 44.1万/坪 (26.2年/76.6坪) |
| 羽後牛島駅 | 48.0万/坪 (26.8年/70.9坪) | 48.9万/坪 (25.1年/86.4坪) | 42.9万/坪 (30.9年/74.7坪) |
| 秋田駅 | 50.8万/坪 (26.2年/74.0坪) | 50.9万/坪 (30.8年/83.3坪) | 49.7万/坪 (28.5年/92.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新屋駅 77.5 万/坪(昨年同期比 +77.1 ％)
新屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.5万円/坪(23.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +77.1％( +33.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -87.9％( -29件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 14.8年(昨年 32.4年から -54.5 ％減)。平均土地面積は 89.6 坪 (昨年 94.6 坪から -5.2 ％減)。平均建物面積は 33.7 坪 (昨年 38.7 坪から -13.1 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 32.4 年 → 2025年 14.8 年、-54.5 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 9.4 ％ → 2025年 50.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 17.3 分 → 2025年 22.0 分、+27.0 ％と大きく増加)
羽後本荘駅 2.8 万/坪(昨年同期比 -92.6 ％)
羽後本荘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.8万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -92.6％( -34.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -97.6％( -41件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 49.0年(昨年 32.0年から +53.2 ％増)。平均土地面積は 363.0 坪 (昨年 94.2 坪から +285.5 ％増)。平均建物面積は 72.6 坪 (昨年 47.1 坪から +54.2 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 32.0 年 → 2025年 49.0 年、+53.2 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 22.7 分 → 2025年 120.0 分、+428.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 35.9 ％ → 2025年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示