
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期のJR後藤寺線 (新飯塚駅~田川後藤寺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.0万円/坪(12.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -11.7%( -5.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.2年(昨年 27.5年から -11.8 %減)。平均土地面積は 132.2 坪 (昨年 73.4 坪から +80.3 %増)。平均建物面積は 99.6 坪 (昨年 33.0 坪から +202.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。下鴨生駅、田川後藤寺駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは下鴨生駅で昨年に比べ +85.7 %、坪単価は 72.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(下鴨生駅)は +85.7 %(坪単価 +33.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新飯塚駅)は -59.8 %(坪単価 -31.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 27.5 年 → 2025年 24.2 年、-11.8 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 28.7 分 → 2025年 17.6 分、-38.7 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 % → 2025年 20.0 %)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 30.0 % → 2025年 20.0 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 35.0 % → 2025年 40.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった下鴨生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.4万円/坪(21.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +85.7%( +33.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新飯塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.0万円/坪(6.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -59.8%( -31.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -76.9%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR後藤寺線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新飯塚駅 | 21.0万/坪 (32.5年/139坪) | 52.2万/坪 (24.9年/66.8坪) | 43.0万/坪 (23.7年/73.5坪) |
上三緒駅 | - | 6.1万/坪 (43.0年/99.8坪) | 6.4万/坪 (28.0年/169坪) |
下鴨生駅 | 72.4万/坪 (7.0年/81.7坪) | 39.0万/坪 (0年/68.1坪) | - |
筑前庄内駅 | - | - | - |
船尾駅 | - | - | - |
田川後藤寺駅 | 52.5万/坪 (24.5年/93.8坪) | 36.1万/坪 (36.4年/90.8坪) | 2.0万/坪 (36.0年/36.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
下鴨生駅 72.4 万/坪(昨年同期比 +85.7 %)
下鴨生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.4万円/坪(21.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +85.7%( +33.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 68.1 坪から +20.0 %増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 27.2 坪から +16.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 45.0 分 → 2025年 8.0 分、-82.2 %と大きく減少)
新飯塚駅 21.0 万/坪(昨年同期比 -59.8 %)
新飯塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.0万円/坪(6.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -59.8%( -31.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -76.9%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.5年(昨年 24.9年から +30.4 %増)。平均土地面積は 139.2 坪 (昨年 66.8 坪から +108.4 %増)。平均建物面積は 166.4 坪 (昨年 34.0 坪から +389.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 30.8 分 → 2025年 19.7 分、-36.1 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 24.9 年 → 2025年 32.5 年、+30.4 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 23.1 % → 2025年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示