【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年7月〜9月期のJR博多南線 (博多駅～博多南駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 122万円/坪(37.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -57.9％( -168.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 36 件(１年前(2023年)に比べて -25.0％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 14.9年(昨年 25.1年から -40.7 ％減)。平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 73.3 坪から -0.9 ％減)。平均建物面積は 76.1 坪 (昨年 54.1 坪から +40.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。
上位 1 駅(博多南駅)は +4.8 ％(坪単価 +4.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(博多駅)は -81.8 ％(坪単価 -794.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 25.1 年 → 2024年 14.9 年、-40.7 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 21.4 ％ → 2024年 37.1 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 ％ → 2024年 22.9 ％)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 7.1 ％ → 2024年 5.7 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった博多駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 176万円/坪(53.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -81.8％( -794.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった博多南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 104万円/坪(31.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +4.8％( +4.7万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 26 件(１年前(2023年)に比べて -31.6％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR博多南線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 博多駅 | 176万/坪 (16.3年/76.7坪) | 971万/坪 (33.0年/108坪) | 147万/坪 (21.3年/111坪) |
| 博多南駅 | 104万/坪 (14.4年/71.1坪) | 99.0万/坪 (22.7年/65.0坪) | 90.0万/坪 (17.3年/64.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
博多南駅 103.7 万/坪(昨年同期比 +4.8 ％)
博多南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 104万円/坪(31.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +4.8％( +4.7万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 26 件(１年前(2023年)に比べて -31.6％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 14.4年(昨年 22.7年から -36.3 ％減)。平均土地面積は 71.1 坪 (昨年 65.0 坪から +9.4 ％増)。平均建物面積は 40.4 坪 (昨年 38.0 坪から +6.1 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 22.7 年 → 2024年 14.4 年、-36.3 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 ％ → 2024年 46.2 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 ％ → 2024年 19.2 ％)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 9.4 ％ → 2024年 7.7 ％)
博多駅 176.5 万/坪(昨年同期比 -81.8 ％)
博多駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 176万円/坪(53.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -81.8％( -794.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 16.3年(昨年 33.0年から -50.7 ％減)。平均土地面積は 76.7 坪 (昨年 108.2 坪から -29.1 ％減)。平均建物面積は 179.3 坪 (昨年 111.3 坪から +61.2 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 33.0 年 → 2024年 16.3 年、-50.7 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 15.3 分 → 2024年 11.1 分、-27.4 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 40.0 ％ → 2024年 11.1 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 10.0 ％ → 2024年 11.1 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 20.0 ％ → 2024年 33.3 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示