【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の平成筑豊鉄道田川線 (行橋駅～田川伊田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.3万円/坪(12.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +31.2％( +10.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 24.9年(昨年 31.8年から -21.6 ％減)。平均土地面積は 109.3 坪 (昨年 83.1 坪から +31.6 ％増)。平均建物面積は 74.9 坪 (昨年 46.2 坪から +62.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。行橋駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは犀川駅で昨年に比べ +429.6 ％、坪単価は 31.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(犀川駅)は +429.6 ％(坪単価 +25.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(行橋駅)は +18.1 ％(坪単価 +7.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 31.8 年 → 2025年 24.9 年、-21.6 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 23.7 分 → 2025年 18.5 分、-21.9 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 7.1 ％ → 2025年 25.0 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 42.9 ％ → 2025年 25.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 35.7 ％ → 2025年 41.7 ％)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 14.3 ％ → 2025年 8.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった行橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.9万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +18.1％( +7.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2024年)に比べて -8.3％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった犀川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.8万円/坪(9.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +429.6％( +25.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 平成筑豊鉄道田川線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 行橋駅 | 45.9万/坪 (21.1年/114坪) | 38.9万/坪 (29.1年/74.0坪) | 61.6万/坪 (13.1年/64.7坪) |
| 令和コスタ行橋駅 | - | - | - |
| 美夜古泉駅 | - | - | - |
| 今川河童駅 | - | - | - |
| 豊津駅 | - | - | - |
| 新豊津駅 | - | - | - |
| 犀川駅 | 31.8万/坪 (25.0年/112坪) | 6.0万/坪 (32.0年/233坪) | 23.7万/坪 (15.0年/210坪) |
| 崎山駅 | - | - | - |
| 油須原駅 | - | - | - |
| 赤駅 | - | - | - |
| 内田駅 | - | - | - |
| 柿下温泉口駅 | - | - | - |
| 勾金駅 | - | - | - |
| 上伊田駅 | 33.9万/坪 (35.0年/92.8坪) | 11.0万/坪 (43.0年/84.7坪) | 95.4万/坪 (1.0年/62.0坪) |
| 田川伊田駅 | - | 0.4万/坪 (50.0年/40.8坪) | 36.7万/坪 (17.5年/57.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
犀川駅 31.8 万/坪(昨年同期比 +429.6 ％)
犀川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.8万円/坪(9.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +429.6％( +25.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 25.0年(昨年 32.0年から -21.9 ％減)。平均土地面積は 111.9 坪 (昨年 232.9 坪から -51.9 ％減)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 33.3 坪から +22.7 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 32.0 年 → 2025年 25.0 年、-21.9 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 26.0 分 → 2025年 6.0 分、-76.9 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
行橋駅 45.9 万/坪(昨年同期比 +18.1 ％)
行橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.9万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +18.1％( +7.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2024年)に比べて -8.3％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 21.1年(昨年 29.1年から -27.4 ％減)。平均土地面積は 113.6 坪 (昨年 74.0 坪から +53.5 ％増)。平均建物面積は 92.3 坪 (昨年 45.1 坪から +104.5 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 29.1 年 → 2025年 21.1 年、-27.4 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2024年 26.7 分 → 2025年 21.8 分、-18.2 ％と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 9.1 ％ → 2025年 25.0 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 36.4 ％ → 2025年 12.5 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 36.4 ％ → 2025年 50.0 ％)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 18.2 ％ → 2025年 12.5 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示