【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年7月〜9月期の甘木鉄道甘木線 (小郡駅～甘木駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.6万円/坪(11.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -37.2％( -22.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 16 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 29.5年(昨年 16.2年から +82.1 ％増)。平均土地面積は 101.7 坪 (昨年 77.0 坪から +32.0 ％増)。平均建物面積は 43.5 坪 (昨年 31.8 坪から +36.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(大板井駅)は +196.0 ％(坪単価 +85.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(松崎駅)は -60.0 ％(坪単価 -29.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 26.7 ％ → 2024年 26.7 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 16.2 年 → 2024年 29.5 年、+82.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 20.0 ％ → 2024年 40.0 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 46.7 ％ → 2024年 13.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大板井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 129万円/坪(39.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +196.0％( +85.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった太刀洗駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.1万円/坪(4.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -57.9％( -20.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 甘木鉄道甘木線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 小郡駅 | 27.3万/坪 (31.5年/224坪) | 40.6万/坪 (41.5年/42.4坪) | 68.6万/坪 (7.5年/63.5坪) |
| 大板井駅 | 129万/坪 (0.5年/54.5坪) | 43.7万/坪 (30.0年/71.8坪) | - |
| 松崎駅 | 19.8万/坪 (43.5年/69.6坪) | 49.6万/坪 (40.5年/56.0坪) | - |
| 今隈駅 | - | - | 74.3万/坪 (0.5年/58.0坪) |
| 西太刀洗駅 | 78.7万/坪 (0.5年/56.0坪) | - | - |
| 山隈駅 | - | 59.5万/坪 (22.0年/68.1坪) | - |
| 太刀洗駅 | 15.1万/坪 (37.0年/148坪) | 35.8万/坪 (14.0年/60.5坪) | 18.3万/坪 (20.5年/72.6坪) |
| 高田駅 | - | 62.8万/坪 (0.5年/51.4坪) | 61.0万/坪 (8.5年/37.8坪) |
| 甘木駅 | 33.2万/坪 (32.4年/92.7坪) | 81.8万/坪 (4.7年/97.4坪) | 29.3万/坪 (37.2年/108坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大板井駅 129.2 万/坪(昨年同期比 +196.0 ％)
大板井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 129万円/坪(39.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +196.0％( +85.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.5年(昨年 30.0年から -98.3 ％減)。平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 71.8 坪から -24.2 ％減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 49.2 坪から -32.3 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 30.0 年 → 2024年 0.5 年、-98.3 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 7.0 分 → 2024年 1.0 分、-85.7 ％と大きく減少)
松崎駅 19.8 万/坪(昨年同期比 -60.0 ％)
松崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -60.0％( -29.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 43.5年(昨年 40.5年から +7.4 ％増)。平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 56.0 坪から +24.3 ％増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 30.3 坪から +0.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 11.0 分 → 2024年 9.0 分、-18.2 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示