この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期のえちぜん鉄道勝山永平寺線 (福井駅～勝山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.6万円/坪(12.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -41.3％( -29.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 26 件(１年前(2024年)に比べて -13.3％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 32.9年(昨年 26.1年から +26.1 ％増)。平均土地面積は 65.4 坪 (昨年 129.5 坪から -49.5 ％減)。平均建物面積は 54.6 坪 (昨年 77.8 坪から -29.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(福井駅)は -44.6 ％(坪単価 -35.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(越前新保駅)は -58.4 ％(坪単価 -25.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 44.4 ％ → 2025年 33.3 ％)
- 築 6 年未満の築浅物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.7 ％ → 2025年 4.2 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 26.1 年 → 2025年 32.9 年、+26.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 22.2 ％ → 2025年 45.8 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 14.8 ％ → 2025年 8.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった福井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.0万円/坪(13.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -44.6％( -35.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 24 件(１年前(2024年)に比べて +9.1％( +2件/坪)と堅調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった越前新保駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.9万円/坪(5.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -58.4％( -25.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| えちぜん鉄道勝山永平寺線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 福井駅 | 44.0万/坪 (32.1年/64.1坪) | 79.4万/坪 (24.9年/130坪) | 54.0万/坪 (30.8年/95.3坪) |
| 新福井駅 | - | - | - |
| 福井口駅 | - | 71.1万/坪 (13.0年/133坪) | 54.0万/坪 (48.0年/40.8坪) |
| 越前開発駅 | - | 57.1万/坪 (15.5年/88.5坪) | - |
| 越前新保駅 | 17.9万/坪 (53.0年/36.3坪) | 42.9万/坪 (45.7年/128坪) | - |
| 追分口駅 | - | - | 7.8万/坪 (27.0年/72.6坪) |
| 東藤島駅 | - | - | - |
| 越前島橋駅 | - | - | - |
| 観音町駅 | - | - | 162万/坪 (0年/69.6坪) |
| 松岡駅 | - | 44.0万/坪 (25.5年/169坪) | 23.1万/坪 (29.0年/43.9坪) |
| 志比堺駅 | - | - | - |
| 永平寺口駅 | 12.4万/坪 (31.0年/124坪) | - | - |
| 下志比駅 | - | - | - |
| 光明寺駅 | - | - | - |
| 轟駅 | - | - | - |
| 越前野中駅 | - | - | - |
| 山王駅 | - | - | - |
| 越前竹原駅 | - | - | - |
| 小舟渡駅 | - | - | - |
| 保田駅 | - | - | - |
| 発坂駅 | - | - | - |
| 勝山駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
福井駅 44.0 万/坪(昨年同期比 -44.6 ％)
福井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.0万円/坪(13.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -44.6％( -35.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 24 件(１年前(2024年)に比べて +9.1％( +2件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 32.1年(昨年 24.9年から +29.0 ％増)。平均土地面積は 64.1 坪 (昨年 129.8 坪から -50.6 ％減)。平均建物面積は 55.6 坪 (昨年 80.5 坪から -31.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 42.0 分 → 2025年 37.5 分、-10.8 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 47.4 ％ → 2025年 31.8 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 24.9 年 → 2025年 32.1 年、+29.0 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 15.8 ％ → 2025年 45.5 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 15.8 ％ → 2025年 9.1 ％)
越前新保駅 17.9 万/坪(昨年同期比 -58.4 ％)
越前新保駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.9万円/坪(5.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -58.4％( -25.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 53.0年(昨年 45.7年から +16.1 ％増)。平均土地面積は 36.3 坪 (昨年 127.6 坪から -71.5 ％減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 56.0 坪から -45.9 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 45.7 年 → 2025年 53.0 年、+16.1 ％と増加)
- 駅からの平均距離が増加(2024年 6.0 分 → 2025年 7.0 分、+16.7 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示