【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の真岡鐵道 (久下田駅～茂木駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.6万円/坪(17.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +22.4％( +10.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 19 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 13.8年(昨年 20.0年から -31.1 ％減)。平均土地面積は 86.7 坪 (昨年 113.0 坪から -23.3 ％減)。平均建物面積は 36.8 坪 (昨年 58.6 坪から -37.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。市塙駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは久下田駅で昨年に比べ +302.5 ％、坪単価は 76.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(久下田駅)は +302.5 ％(坪単価 +57.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(真岡駅)は +8.1 ％(坪単価 +4.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 20.0 年 → 2025年 13.8 年、-31.1 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 24.9 分 → 2025年 17.0 分、-31.9 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 ％ → 2025年 50.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった久下田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.6万円/坪(23.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +302.5％( +57.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった市塙駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.9万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +32.8％( +3.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 真岡鐵道 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 久下田駅 | 76.6万/坪 (1.5年/80.2坪) | 19.0万/坪 (35.0年/54.5坪) | 56.8万/坪 (4.5年/72.6坪) |
| 寺内駅 | - | - | |
| 真岡駅 | 59.3万/坪 (13.3年/80.8坪) | 54.8万/坪 (15.2年/114坪) | 50.0万/坪 (12.4年/74.4坪) |
| 北真岡駅 | - | 97.6万/坪 (1.0年/63.5坪) | 68.6万/坪 (12.3年/112坪) |
| 西田井駅 | - | - | - |
| 北山駅 | - | 6.8万/坪 (0年/233坪) | - |
| 益子駅 | 15.8万/坪 (27.0年/75.6坪) | 6.2万/坪 (57.0年/90.8坪) | - |
| 七井駅 | - | - | - |
| 多田羅駅 | 61.7万/坪 (6.5年/68.1坪) | - | - |
| 市塙駅 | 14.9万/坪 (45.0年/151坪) | 13.6万/坪 (31.0年/109坪) | |
| 笹原田駅 | - | - | - |
| 天矢場駅 | - | - | - |
| 茂木駅 | - | - | 7.0万/坪 (41.0年/87.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
久下田駅 76.6 万/坪(昨年同期比 +302.5 ％)
久下田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.6万円/坪(23.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +302.5％( +57.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 1.5年(昨年 35.0年から -95.7 ％減)。平均土地面積は 80.2 坪 (昨年 54.5 坪から +47.2 ％増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 37.8 坪から -12.0 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 35.0 年 → 2025年 1.5 年、-95.7 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 8.0 分 → 2025年 9.0 分、+12.5 ％と増加)
真岡駅 59.3 万/坪(昨年同期比 +8.1 ％)
真岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.3万円/坪(17.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +8.1％( +4.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2024年)に比べて -7.7％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 13.3年(昨年 15.2年から -12.0 ％減)。平均土地面積は 80.8 坪 (昨年 113.8 坪から -29.0 ％減)。平均建物面積は 36.4 坪 (昨年 47.5 坪から -23.3 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 15.2 年 → 2025年 13.3 年、-12.0 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 26.1 分 → 2025年 14.2 分、-45.4 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 38.5 ％ → 2025年 58.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 15.4 ％ → 2025年 25.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示