【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年10月〜12月期のJR因美線 (美作河井駅~東津山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.5万円/坪(5.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -63.3%( -33.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -62.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 45.3年(昨年 32.6年から +38.7 %増)。平均土地面積は 153.8 坪 (昨年 140.2 坪から +9.7 %増)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 75.8 坪から -48.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(東津山駅)は -56.5 %(坪単価 -41.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(高野駅)は -69.4 %(坪単価 -30.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 32.6 年 → 2024年 45.3 年、+38.7 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 17.5 分 → 2024年 36.0 分、+105.7 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 % → 2024年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東津山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.7万円/坪(9.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -56.5%( -41.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.4万円/坪(4.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -69.4%( -30.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR因美線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 美作河井駅 | - | - | - |
| 知和駅 | - | - | - |
| 美作加茂駅 | - | 2.4万/坪 (39.8年/242坪) | - |
| 三浦駅 | - | - | - |
| 美作滝尾駅 | - | - | - |
| 高野駅 | 13.4万/坪 (59.8年/206坪) | 43.8万/坪 (20.4年/49.9坪) | 7.9万/坪 (37.3年/396坪) |
| 東津山駅 | 31.7万/坪 (30.8年/49.9坪) | 73.0万/坪 (40.0年/197坪) | 8.6万/坪 (57.8年/69.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東津山駅 31.7 万/坪(昨年同期比 -56.5 %)
東津山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.7万円/坪(9.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -56.5%( -41.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.8年(昨年 40.0年から -23.1 %減)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 196.6 坪から -74.6 %減)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 74.5 坪から -49.2 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 40.0 年 → 2024年 30.8 年、-23.1 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2023年 21.8 分 → 2024年 18.0 分、-17.2 %と減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 % → 2024年 100.0 %)
高野駅 13.4 万/坪(昨年同期比 -69.4 %)
高野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.4万円/坪(4.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -69.4%( -30.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 59.8年(昨年 20.4年から +192.7 %増)。平均土地面積は 205.7 坪 (昨年 49.9 坪から +312.1 %増)。平均建物面積は 40.1 坪 (昨年 26.2 坪から +52.9 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 20.4 年 → 2024年 59.8 年、+192.7 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 13.3 分 → 2024年 45.0 分、+237.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示