
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期のJR美祢線 (厚狭駅~長門市駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.4万円/坪(6.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +171.5%( +12.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 35.5年(昨年 49.4年から -28.0 %減)。平均土地面積は 157.0 坪 (昨年 59.6 坪から +163.5 %増)。平均建物面積は 45.1 坪 (昨年 30.3 坪から +49.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。厚狭駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは長門市駅で昨年に比べ +332.8 %、坪単価は 38.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(長門市駅)は +332.8 %(坪単価 +29.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(厚狭駅)は +89.0 %(坪単価 +12.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 49.4 年 → 2025年 35.5 年、-28.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2024年 37.4 分 → 2025年 32.8 分、-12.3 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 75.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長門市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.0万円/坪(11.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +332.8%( +29.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった長門湯本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +179.4%( +1.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR美祢線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
厚狭駅 | 26.8万/坪 (3.0年/38.6坪) | 14.2万/坪 (0年/69.6坪) | 17.9万/坪 (44.0年/202坪) |
湯ノ峠駅 | - | - | - |
厚保駅 | - | - | - |
四郎ケ原駅 | - | - | - |
南大嶺駅 | - | - | - |
美祢駅 | - | - | 37.0万/坪 (22.0年/75.6坪) |
重安駅 | 8.3万/坪 (42.0年/484坪) | - | 6.7万/坪 (46.5年/172坪) |
於福駅 | - | - | - |
長門湯本駅 | 1.9万/坪 (50.0年/175坪) | 0.7万/坪 (45.0年/93.8坪) | - |
板持駅 | - | 5.1万/坪 (0年/51.4坪) | - |
長門市駅 | 38.0万/坪 (47.0年/48.4坪) | 8.8万/坪 (51.5年/41.6坪) | 9.7万/坪 (44.0年/42.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
長門市駅 38.0 万/坪(昨年同期比 +332.8 %)
長門市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.0万円/坪(11.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +332.8%( +29.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 47.0年(昨年 51.5年から -8.7 %減)。平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 41.6 坪から +16.4 %増)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 32.5 坪から -25.6 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 17.0 分 → 2025年 23.0 分、+35.3 %と大きく増加)
厚狭駅 26.8 万/坪(昨年同期比 +89.0 %)
厚狭駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.8万円/坪(8.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +89.0%( +12.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 38.6 坪 (昨年 69.6 坪から -44.6 %減)。平均建物面積は 56.7 坪 (昨年 31.8 坪から +78.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 8.0 分 → 2025年 5.0 分、-37.5 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示