【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期のJR気仙沼BRT線 (前谷地駅～気仙沼駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.0万円/坪(3.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -62.1％( -19.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2024年)に比べて -73.2％( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 43.3年(昨年 33.5年から +29.4 ％増)。平均土地面積は 111.2 坪 (昨年 117.2 坪から -5.1 ％減)。平均建物面積は 38.5 坪 (昨年 49.3 坪から -22.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(気仙沼駅)は -61.7 ％(坪単価 -21.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(前谷地駅)は -72.5 ％(坪単価 -10.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 33.5 年 → 2025年 43.3 年、+29.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 70.0 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 18.4 ％ → 2025年 20.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった気仙沼駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.1万円/坪(4.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -61.7％( -21.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2024年)に比べて -69.0％( -20件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった前谷地駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.0万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -72.5％( -10.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR気仙沼BRT線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 前谷地駅 | 4.0万/坪 (44.0年/218坪) | 14.4万/坪 (48.8年/145坪) | 38.3万/坪 (35.5年/63.0坪) |
| 柳津駅 | 9.9万/坪 (50.0年/127坪) | 26.6万/坪 (34.6年/181坪) | 31.2万/坪 (24.1年/95.1坪) |
| 陸前横山駅 | - | - | - |
| 陸前戸倉駅 | - | - | - |
| 志津川駅 | - | - | - |
| 歌津駅 | - | - | - |
| 本吉駅 | - | - | - |
| 大谷海岸駅 | - | - | - |
| 陸前階上駅 | - | - | - |
| 最知駅 | - | - | - |
| 松岩駅 | - | - | - |
| 南気仙沼駅 | - | - | - |
| 不動の沢駅 | - | - | - |
| 気仙沼駅 | 13.1万/坪 (42.4年/97.6坪) | 34.2万/坪 (32.5年/94.4坪) | 53.6万/坪 (16.9年/98.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
気仙沼駅 13.1 万/坪(昨年同期比 -61.7 ％)
気仙沼駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.1万円/坪(4.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -61.7％( -21.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2024年)に比べて -69.0％( -20件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 42.4年(昨年 32.5年から +30.4 ％増)。平均土地面積は 97.6 坪 (昨年 94.4 坪から +3.4 ％増)。平均建物面積は 38.3 坪 (昨年 48.7 坪から -21.4 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 32.5 年 → 2025年 42.4 年、+30.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 48.1 ％ → 2025年 62.5 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 22.2 ％ → 2025年 25.0 ％)
前谷地駅 4.0 万/坪(昨年同期比 -72.5 ％)
前谷地駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.0万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -72.5％( -10.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 44.0年(昨年 48.8年から -9.7 ％減)。平均土地面積は 217.8 坪 (昨年 145.2 坪から +50.0 ％増)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 33.3 坪から +36.4 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 21.0 分 → 2025年 60.0 分、+185.7 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示