【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜6月期のJR気仙沼線 (前谷地駅~柳津駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.9万円/坪(3.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -52.0%( -12.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2024年)に比べて -61.5%( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.9年(昨年 33.6年から +12.7 %増)。平均土地面積は 168.2 坪 (昨年 174.3 坪から -3.5 %減)。平均建物面積は 48.8 坪 (昨年 43.7 坪から +11.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(柳津駅)は -48.4 %(坪単価 -12.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(前谷地駅)は -72.5 %(坪単価 -10.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 33.6 年 → 2025年 37.9 年、+12.7 %と増加)
- 駅からの平均距離が増加(2024年 58.4 分 → 2025年 66.9 分、+14.6 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 14.3 % → 2025年 37.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった柳津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.7万円/坪(4.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -48.4%( -12.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -72.7%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった前谷地駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.0万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -72.5%( -10.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR気仙沼線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 前谷地駅 | 4.0万/坪 (44.0年/218坪) | 14.4万/坪 (48.8年/145坪) | 38.3万/坪 (35.5年/63.0坪) |
| 和渕駅 | - | 5.1万/坪 (42.2年/192坪) | 4.5万/坪 (49.8年/296坪) |
| のの岳駅 | - | 25.4万/坪 (0年/514坪) | - |
| 陸前豊里駅 | 12.5万/坪 (35.7年/192坪) | 27.7万/坪 (28.3年/133坪) | 14.8万/坪 (29.7年/143坪) |
| 御岳堂駅 | - | - | - |
| 柳津駅 | 13.7万/坪 (38.9年/104坪) | 26.6万/坪 (34.6年/181坪) | 31.2万/坪 (24.1年/95.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
柳津駅 13.7 万/坪(昨年同期比 -48.4 %)
柳津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.7万円/坪(4.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -48.4%( -12.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -72.7%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.9年(昨年 34.6年から +12.2 %増)。平均土地面積は 103.9 坪 (昨年 180.6 坪から -42.5 %減)。平均建物面積は 26.7 坪 (昨年 52.4 坪から -49.0 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 34.6 年 → 2025年 38.9 年、+12.2 %と増加)
- 駅からの平均距離が増加(2024年 90.8 分 → 2025年 100.0 分、+10.1 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 10.0 % → 2025年 66.7 %)
前谷地駅 4.0 万/坪(昨年同期比 -72.5 %)
前谷地駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.0万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -72.5%( -10.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 44.0年(昨年 48.8年から -9.7 %減)。平均土地面積は 217.8 坪 (昨年 145.2 坪から +50.0 %増)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 33.3 坪から +36.4 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 21.0 分 → 2025年 60.0 分、+185.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示