【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜6月期の能勢電鉄妙見線 (光風台駅～妙見口駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.3万円/坪(9.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -16.4％( -6.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 47 件(１年前(2024年)に比べて -4.1％( -2件/坪)と小幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.5年(昨年 34.0年から +13.3 ％増)。平均土地面積は 66.3 坪 (昨年 68.3 坪から -2.9 ％減)。平均建物面積は 37.2 坪 (昨年 35.8 坪から +3.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。光風台駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのはときわ台駅で昨年に比べ -41.5 ％、坪単価は 35.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(光風台駅)は -8.7 ％(坪単価 -2.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(ときわ台駅)は -41.5 ％(坪単価 -25.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 39.9 分 → 2025年 19.2 分、-51.9 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 55.3 ％ → 2025年 44.2 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 6.5 ％ → 2025年 7.5 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 34.0 年 → 2025年 38.5 年、+13.3 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 31.9 ％ → 2025年 46.5 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 4.3 ％ → 2025年 2.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となったときわ台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.7万円/坪(10.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -41.5％( -25.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 27 件(１年前(2024年)に比べて +28.6％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった光風台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.8万円/坪(9.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -8.7％( -2.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 14 件(１年前(2024年)に比べて +16.7％( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
| 能勢電鉄妙見線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 光風台駅 | 30.8万/坪 (39.0年/72.0坪) | 33.7万/坪 (37.9年/63.1坪) | 41.5万/坪 (30.9年/60.6坪) |
| ときわ台駅 | 35.7万/坪 (38.2年/63.0坪) | 61.0万/坪 (30.0年/64.7坪) | 39.1万/坪 (36.4年/62.3坪) |
| 妙見口駅 | - | 9.9万/坪 (47.3年/52.9坪) | 12.6万/坪 (52.3年/132坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
光風台駅 30.8 万/坪(昨年同期比 -8.7 ％)
光風台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.8万円/坪(9.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -8.7％( -2.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 14 件(１年前(2024年)に比べて +16.7％( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 39.0年(昨年 37.9年から +3.1 ％増)。平均土地面積は 72.0 坪 (昨年 63.1 坪から +13.9 ％増)。平均建物面積は 43.2 坪 (昨年 41.3 坪から +4.5 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 83.3 ％ → 2025年 64.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 16.7 ％ → 2025年 35.7 ％)
ときわ台駅 35.7 万/坪(昨年同期比 -41.5 ％)
ときわ台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.7万円/坪(10.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -41.5％( -25.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 27 件(１年前(2024年)に比べて +28.6％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 38.2年(昨年 30.0年から +27.5 ％増)。平均土地面積は 63.0 坪 (昨年 64.7 坪から -2.6 ％減)。平均建物面積は 33.9 坪 (昨年 33.7 坪から +0.7 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 ％ → 2025年 25.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 30.0 年 → 2025年 38.2 年、+27.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 38.1 ％ → 2025年 58.3 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 9.5 ％ → 2025年 4.2 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示