
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年10月〜12月期の紀州鉄道 (御坊駅~西御坊駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.0万円/坪(2.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -10.3%( -1.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて +42.9%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 42.1年(昨年 47.6年から -11.7 %減)。平均土地面積は 66.7 坪 (昨年 78.2 坪から -14.7 %減)。平均建物面積は 28.5 坪 (昨年 26.8 坪から +6.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(西御坊駅)は -26.9 %(坪単価 -6.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(市役所前駅)は -93.2 %(坪単価 -5.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 47.6 年 → 2024年 42.1 年、-11.7 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 66.7 % → 2024年 57.1 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 20.6 分 → 2024年 40.9 分、+98.8 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 42.9 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西御坊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.9万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -26.9%( -6.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった市役所前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.11万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -93.2%( -5.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
紀州鉄道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
御坊駅 | 1.6万/坪 (48.3年/46.9坪) | 3.4万/坪 (51.8年/72.6坪) | 2.6万/坪 (47.3年/98.3坪) |
学門駅 | 12.6万/坪 (36.8年/38.6坪) | - | - |
紀伊御坊駅 | - | - | - |
市役所前駅 | 0.4万/坪 (43.8年/52.9坪) | 5.6万/坪 (49.3年/75.6坪) | 46.9万/坪 (20.8年/115坪) |
西御坊駅 | 16.9万/坪 (40.3年/88.6坪) | 23.1万/坪 (41.8年/87.7坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西御坊駅 16.9 万/坪(昨年同期比 -26.9 %)
西御坊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.9万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -26.9%( -6.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 40.3年(昨年 41.8年から -3.6 %減)。平均土地面積は 88.6 坪 (昨年 87.7 坪から +1.0 %増)。平均建物面積は 32.5 坪 (昨年 27.2 坪から +19.4 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 32.5 分 → 2024年 61.8 分、+90.2 %と大きく増加)
市役所前駅 0.4 万/坪(昨年同期比 -93.2 %)
市役所前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.11万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -93.2%( -5.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 43.8年(昨年 49.3年から -11.2 %減)。平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 75.6 坪から -30.0 %減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 25.7 坪から +23.5 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 49.3 年 → 2024年 43.8 年、-11.2 %と減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 20.7 分 → 2024年 30.0 分、+45.2 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示