【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年10月〜12月期のJR釧網本線 (釧路駅～網走駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.0万円/坪(9.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +1.4％( +0.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2023年)に比べて -87.3％( -55件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.2年(昨年 32.7年から +16.7 ％増)。平均土地面積は 89.4 坪 (昨年 94.4 坪から -5.3 ％減)。平均建物面積は 35.7 坪 (昨年 44.9 坪から -20.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。釧路駅、東釧路駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは東釧路駅で昨年に比べ -18.3 ％、坪単価は 22.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(釧路駅)は -14.3 ％(坪単価 -5.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東釧路駅)は -18.3 ％(坪単価 -4.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 45.9 ％ → 2024年 25.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 32.7 年 → 2024年 38.2 年、+16.7 ％と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 29.4 分 → 2024年 39.2 分、+33.2 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 34.4 ％ → 2024年 62.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった釧路駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.2万円/坪(9.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -14.3％( -5.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 7 件(１年前(2023年)に比べて -81.1％( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東釧路駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.0万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -18.3％( -4.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -88.9％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR釧網本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 釧路駅 | 32.2万/坪 (37.5年/89.7坪) | 37.6万/坪 (30.1年/75.5坪) | 26.7万/坪 (35.9年/81.6坪) |
| 東釧路駅 | 22.0万/坪 (42.8年/87.7坪) | 27.0万/坪 (38.9年/104坪) | 24.8万/坪 (35.4年/72.9坪) |
| 遠矢駅 | - | - | - |
| 塘路駅 | - | - | - |
| 茅沼駅 | - | 1.0万/坪 (35.8年/60.5坪) | 24.2万/坪 (36.8年/99.8坪) |
| 標茶駅 | - | 11.4万/坪 (37.8年/106坪) | 3.8万/坪 (50.8年/178坪) |
| 磯分内駅 | - | - | 0.07万/坪 (47.8年/333坪) |
| 摩周駅 | - | 40.0万/坪 (18.8年/75.6坪) | 43.0万/坪 (17.8年/121坪) |
| 美留和駅 | - | - | - |
| 川湯温泉駅 | - | 10.7万/坪 (29.8年/227坪) | - |
| 緑駅 | - | - | - |
| 札弦駅 | - | - | 2.5万/坪 (55.8年/166坪) |
| 清里町駅 | - | - | 4.7万/坪 (0年/212坪) |
| 中斜里駅 | - | - | - |
| 知床斜里駅 | - | 7.7万/坪 (42.4年/250坪) | 9.3万/坪 (42.8年/150坪) |
| 浜小清水駅 | - | - | - |
| 北浜駅 | - | - | - |
| 藻琴駅 | - | - | |
| 鱒浦駅 | - | - | - |
| 桂台駅 | - | - | - |
| 網走駅 | - | 22.8万/坪 (34.2年/110坪) | 21.2万/坪 (43.8年/74.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
釧路駅 32.2 万/坪(昨年同期比 -14.3 ％)
釧路駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.2万円/坪(9.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -14.3％( -5.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 7 件(１年前(2023年)に比べて -81.1％( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.5年(昨年 30.1年から +24.7 ％増)。平均土地面積は 89.7 坪 (昨年 75.5 坪から +18.8 ％増)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 39.9 坪から -9.1 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 41.7 ％ → 2024年 28.6 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 30.1 年 → 2024年 37.5 年、+24.7 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 32.2 分 → 2024年 41.0 分、+27.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 ％ → 2024年 57.1 ％)
東釧路駅 22.0 万/坪(昨年同期比 -18.3 ％)
東釧路駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.0万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -18.3％( -4.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -88.9％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 42.8年(昨年 38.9年から +10.0 ％増)。平均土地面積は 87.7 坪 (昨年 104.0 坪から -15.7 ％減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 67.4 坪から -52.9 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 38.9 年 → 2024年 42.8 年、+10.0 ％と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 24.7 分 → 2024年 30.0 分、+21.6 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 44.4 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示