
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年10月〜12月期のJR函館支線 (大沼駅~森駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.4万円/坪(5.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +194.6%( +11.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて +80.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.6年(昨年 39.2年から -14.2 %減)。平均土地面積は 193.6 坪 (昨年 109.5 坪から +76.8 %増)。平均建物面積は 56.2 坪 (昨年 38.7 坪から +45.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。森駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは鹿部駅で昨年に比べ +865.8 %、坪単価は 24.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(鹿部駅)は +865.8 %(坪単価 +22.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(森駅)は +88.3 %(坪単価 +6.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 39.2 年 → 2024年 33.6 年、-14.2 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 60.0 % → 2024年 28.6 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 18.2 分 → 2024年 23.8 分、+30.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 40.0 % → 2024年 57.1 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鹿部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.6万円/坪(7.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +865.8%( +22.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +88.3%( +6.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR函館支線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大沼駅 | - | - | 5.3万/坪 (30.8年/182坪) |
鹿部駅 | 24.6万/坪 (29.8年/217坪) | 2.5万/坪 (25.8年/99.8坪) | |
渡島砂原駅 | - | 3.6万/坪 (48.8年/99.8坪) | - |
掛澗駅 | - | ||
尾白内駅 | - | - | - |
東森駅 | - | - | - |
森駅 | 14.7万/坪 (36.5年/170坪) | 7.8万/坪 (40.4年/116坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
鹿部駅 24.6 万/坪(昨年同期比 +865.8 %)
鹿部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.6万円/坪(7.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +865.8%( +22.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.8年(昨年 25.8年から +15.5 %増)。平均土地面積は 216.8 坪 (昨年 99.8 坪から +117.2 %増)。平均建物面積は 32.3 坪 (昨年 39.3 坪から -17.9 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 25.8 年 → 2024年 29.8 年、+15.5 %と増加)
森駅 14.7 万/坪(昨年同期比 +88.3 %)
森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +88.3%( +6.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 36.5年(昨年 40.4年から -9.7 %減)。平均土地面積は 170.4 坪 (昨年 116.0 坪から +47.0 %増)。平均建物面積は 77.1 坪 (昨年 39.3 坪から +96.2 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 66.7 % → 2024年 25.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 16.3 分 → 2024年 23.6 分、+44.5 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 75.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示