
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年10月〜12月期の智頭急行智頭線 (上郡駅~石井駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.1万円/坪(6.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +65.5%( +8.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて +28.6%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.3年(昨年 46.8年から -39.4 %減)。平均土地面積は 163.7 坪 (昨年 137.2 坪から +19.3 %増)。平均建物面積は 68.2 坪 (昨年 31.1 坪から +119.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(平福駅)は +244.8 %(坪単価 +8.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(佐用駅)は -80.7 %(坪単価 -6.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 46.8 年 → 2024年 28.3 年、-39.4 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 52.1 分 → 2024年 18.6 分、-64.4 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 83.3 % → 2024年 28.6 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 16.7 % → 2024年 42.9 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった上郡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.9万円/坪(10.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +122.2%( +19.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった佐用駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -80.7%( -6.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
智頭急行智頭線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
上郡駅 | 34.9万/坪 (25.2年/109坪) | 15.7万/坪 (46.0年/160坪) | 11.5万/坪 (40.3年/308坪) |
苔縄駅 | 1.5万/坪 (48.8年/185坪) | - | - |
河野原円心駅 | - | - | - |
久崎駅 | - | - | - |
佐用駅 | 1.5万/坪 (0年/221坪) | 7.6万/坪 (50.8年/54.5坪) | - |
平福駅 | 11.4万/坪 (23.8年/303坪) | 3.3万/坪 (0年/106坪) | 8.9万/坪 (53.3年/194坪) |
石井駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
平福駅 11.4 万/坪(昨年同期比 +244.8 %)
平福駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.4万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +244.8%( +8.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 302.5 坪 (昨年 105.9 坪から +185.7 %増)。平均建物面積は 87.7 坪 (昨年 30.3 坪から +190.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 60.0 分 → 2024年 25.0 分、-58.3 %と大きく減少)
佐用駅 1.5 万/坪(昨年同期比 -80.7 %)
佐用駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -80.7%( -6.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 220.8 坪 (昨年 54.5 坪から +305.6 %増)。平均建物面積は 57.5 坪 (昨年 59.0 坪から -2.6 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 10.0 分 → 2024年 15.0 分、+50.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示