【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜6月期のJR舞鶴線 (綾部駅~東舞鶴駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.1万円/坪(13.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +11.1%( +4.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 58 件(1年前(2024年)に比べて -57.7%( -79件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.6年(昨年 30.6年から -16.3 %減)。平均土地面積は 79.7 坪 (昨年 77.2 坪から +3.3 %増)。平均建物面積は 52.2 坪 (昨年 52.1 坪から +0.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。西舞鶴駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西舞鶴駅で昨年に比べ +20.2 %、坪単価は 49.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(西舞鶴駅)は +20.2 %(坪単価 +8.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(淵垣駅)は -35.9 %(坪単価 -10.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 30.6 年 → 2025年 25.6 年、-16.3 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 37.4 % → 2025年 20.0 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 10.4 % → 2025年 12.7 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.9 % → 2025年 41.8 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 4.3 % → 2025年 3.6 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西舞鶴駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.0万円/坪(14.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +20.2%( +8.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2024年)に比べて -58.0%( -29件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった淵垣駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.3万円/坪(5.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -35.9%( -10.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR舞鶴線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 綾部駅 | 35.3万/坪 (31.8年/65.5坪) | 31.8万/坪 (35.4年/113坪) | 24.0万/坪 (37.2年/97.8坪) |
| 淵垣駅 | 18.3万/坪 (30.1年/292坪) | 28.6万/坪 (29.0年/50.7坪) | - |
| 梅迫駅 | - | 3.7万/坪 (64.2年/77.1坪) | 2.7万/坪 (60.5年/121坪) |
| 真倉駅 | - | 9.8万/坪 (50.8年/87.7坪) | - |
| 西舞鶴駅 | 49.0万/坪 (24.2年/69.3坪) | 40.8万/坪 (28.4年/59.0坪) | 30.3万/坪 (30.6年/71.1坪) |
| 東舞鶴駅 | 43.8万/坪 (23.6年/76.7坪) | 43.0万/坪 (28.6年/80.2坪) | 48.7万/坪 (36.0年/59.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西舞鶴駅 49.0 万/坪(昨年同期比 +20.2 %)
西舞鶴駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.0万円/坪(14.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +20.2%( +8.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2024年)に比べて -58.0%( -29件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.2年(昨年 28.4年から -14.6 %減)。平均土地面積は 69.3 坪 (昨年 59.0 坪から +17.4 %増)。平均建物面積は 49.4 坪 (昨年 36.3 坪から +36.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 28.4 年 → 2025年 24.2 年、-14.6 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 7.1 % → 2025年 30.0 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 % → 2025年 25.0 %)
淵垣駅 18.3 万/坪(昨年同期比 -35.9 %)
淵垣駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.3万円/坪(5.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -35.9%( -10.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.1年(昨年 29.0年から +3.9 %増)。平均土地面積は 291.9 坪 (昨年 50.7 坪から +476.1 %増)。平均建物面積は 121.8 坪 (昨年 181.5 坪から -32.9 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 15.7 分 → 2025年 21.0 分、+34.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示