
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年10月〜12月期のJR舞鶴線 (綾部駅~東舞鶴駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.9万円/坪(9.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -3.2%( -1.1万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 16 件(1年前(2023年)に比べて -48.4%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.5年(昨年 41.8年から -7.9 %減)。平均土地面積は 79.1 坪 (昨年 95.6 坪から -17.2 %減)。平均建物面積は 41.2 坪 (昨年 47.3 坪から -12.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。西舞鶴駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは綾部駅で昨年に比べ +194.8 %、坪単価は 30.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(綾部駅)は +194.8 %(坪単価 +20.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東舞鶴駅)は -48.2 %(坪単価 -27.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 28.8 分 → 2024年 21.9 分、-23.9 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 40.7 % → 2024年 12.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 55.6 % → 2024年 62.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西舞鶴駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.7万円/坪(12.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +97.3%( +21.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -25.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東舞鶴駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.7万円/坪(9.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -48.2%( -27.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -69.2%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR舞鶴線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
綾部駅 | 30.8万/坪 (39.8年/83.9坪) | 10.4万/坪 (42.7年/110坪) | 18.9万/坪 (42.6年/58.5坪) |
淵垣駅 | - | - | - |
梅迫駅 | 3.0万/坪 (63.8年/112坪) | - | 3.9万/坪 (50.8年/268坪) |
真倉駅 | 9.8万/坪 (50.8年/87.7坪) | - | - |
西舞鶴駅 | 42.7万/坪 (31.6年/47.1坪) | 21.6万/坪 (41.1年/110坪) | 26.0万/坪 (30.3年/66.7坪) |
東舞鶴駅 | 29.7万/坪 (38.3年/112坪) | 57.3万/坪 (41.5年/73.9坪) | 24.8万/坪 (27.4年/52.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
綾部駅 30.8 万/坪(昨年同期比 +194.8 %)
綾部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.8万円/坪(9.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +194.8%( +20.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -60.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 39.8年(昨年 42.7年から -6.8 %減)。平均土地面積は 83.9 坪 (昨年 110.0 坪から -23.7 %減)。平均建物面積は 46.1 坪 (昨年 56.3 坪から -18.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 28.0 分 → 2024年 14.8 分、-47.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 44.4 % → 2024年 75.0 %)
東舞鶴駅 29.7 万/坪(昨年同期比 -48.2 %)
東舞鶴駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.7万円/坪(9.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -48.2%( -27.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -69.2%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.3年(昨年 41.5年から -7.8 %減)。平均土地面積は 111.9 坪 (昨年 73.9 坪から +51.5 %増)。平均建物面積は 41.6 坪 (昨年 32.7 坪から +27.2 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 26.9 分 → 2024年 21.3 分、-20.7 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 66.7 % → 2024年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示