【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期の近鉄志摩線 (鳥羽駅～賢島駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.2万円/坪(2.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -48.8％( -8.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2024年)に比べて -43.8％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 45.7年(昨年 35.4年から +28.8 ％増)。平均土地面積は 83.4 坪 (昨年 148.4 坪から -43.8 ％減)。平均建物面積は 86.2 坪 (昨年 44.2 坪から +95.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(鵜方駅)は -27.9 ％(坪単価 -4.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鵜方駅)は -27.9 ％(坪単価 -4.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 58.2 分 → 2025年 25.6 分、-56.1 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 12.5 ％ → 2025年 22.2 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 58.3 ％ → 2025年 37.5 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 35.4 年 → 2025年 45.7 年、+28.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 ％ → 2025年 62.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鵜方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.9万円/坪(3.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -27.9％( -4.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -72.7％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鵜方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.9万円/坪(3.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -27.9％( -4.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -72.7％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 近鉄志摩線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 鳥羽駅 | - | - | - |
| 中之郷駅 | 12.7万/坪 (25.3年/98.3坪) | - | - |
| 志摩赤崎駅 | - | - | - |
| 船津駅 | - | 19.4万/坪 (0年/112坪) | 7.3万/坪 (44.3年/28.7坪) |
| 加茂駅 | - | - | - |
| 松尾駅 | 7.8万/坪 (47.3年/87.7坪) | - | 13.7万/坪 (50.3年/68.1坪) |
| 白木駅 | - | - | - |
| 沓掛駅 | - | - | - |
| 上之郷駅 | 2.3万/坪 (59.3年/66.6坪) | - | - |
| 志摩磯部駅 | - | 30.7万/坪 (35.3年/98.3坪) | - |
| 穴川駅 | - | 15.0万/坪 (30.3年/66.6坪) | |
| 志摩横山駅 | - | - | 33.9万/坪 (24.3年/75.6坪) |
| 鵜方駅 | 10.9万/坪 (45.9年/72.1坪) | 15.1万/坪 (35.5年/131坪) | 10.1万/坪 (37.0年/103坪) |
| 志摩神明駅 | 11.2万/坪 (39.3年/99.8坪) | - | 27.2万/坪 (29.3年/75.6坪) |
| 賢島駅 | - | - | 8.0万/坪 (20.3年/127坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
鵜方駅 10.9 万/坪(昨年同期比 -27.9 ％)
鵜方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.9万円/坪(3.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -27.9％( -4.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -72.7％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 45.9年(昨年 35.5年から +29.5 ％増)。平均土地面積は 72.1 坪 (昨年 130.9 坪から -44.9 ％減)。平均建物面積は 74.1 坪 (昨年 50.7 坪から +46.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 67.7 分 → 2025年 18.0 分、-73.4 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 60.0 ％ → 2025年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 35.5 年 → 2025年 45.9 年、+29.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 30.0 ％ → 2025年 66.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示