
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の近鉄志摩線 (鳥羽駅~賢島駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.5万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -32.5%( -5.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2024年)に比べて -52.4%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 48.9年(昨年 36.0年から +36.0 %増)。平均土地面積は 89.7 坪 (昨年 102.9 坪から -12.9 %減)。平均建物面積は 29.6 坪 (昨年 36.2 坪から -18.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。鵜方駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは鵜方駅で昨年に比べ +69.3 %、坪単価は 12.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(鵜方駅)は +69.3 %(坪単価 +5.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(志摩赤崎駅)は -86.7 %(坪単価 -57.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 42.1 % → 2025年 11.1 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 36.0 年 → 2025年 48.9 年、+36.0 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 47.4 % → 2025年 88.9 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鵜方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.2万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +69.3%( +5.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2024年)に比べて -41.7%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった志摩磯部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.4万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -63.1%( -14.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
近鉄志摩線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
鳥羽駅 | - | 25.0万/坪 (33.0年/28.0坪) | 28.5万/坪 (44.0年/200坪) |
中之郷駅 | - | - | - |
志摩赤崎駅 | 8.8万/坪 (43.0年/106坪) | 66.1万/坪 (16.0年/60.5坪) | - |
船津駅 | - | - | 2.0万/坪 (54.0年/180坪) |
加茂駅 | - | 10.1万/坪 (52.0年/157坪) | - |
松尾駅 | 2.3万/坪 (60.0年/112坪) | - | - |
白木駅 | - | - | - |
沓掛駅 | - | - | - |
上之郷駅 | - | 18.5万/坪 (41.0年/393坪) | - |
志摩磯部駅 | 8.4万/坪 (0年/33.3坪) | 22.8万/坪 (26.7年/173坪) | 19.8万/坪 (25.0年/132坪) |
穴川駅 | - | - | - |
志摩横山駅 | - | - | 13.5万/坪 (39.5年/206坪) |
鵜方駅 | 12.2万/坪 (48.2年/92.3坪) | 7.2万/坪 (40.2年/77.9坪) | 13.4万/坪 (37.2年/109坪) |
志摩神明駅 | - | 17.9万/坪 (26.0年/39.3坪) | - |
賢島駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
鵜方駅 12.2 万/坪(昨年同期比 +69.3 %)
鵜方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.2万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +69.3%( +5.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2024年)に比べて -41.7%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 48.2年(昨年 40.2年から +19.8 %増)。平均土地面積は 92.3 坪 (昨年 77.9 坪から +18.4 %増)。平均建物面積は 24.0 坪 (昨年 33.6 坪から -28.5 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 40.0 % → 2025年 14.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 40.2 年 → 2025年 48.2 年、+19.8 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 60.0 % → 2025年 85.7 %)
志摩赤崎駅 8.8 万/坪(昨年同期比 -86.7 %)
志摩赤崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.8万円/坪(2.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -86.7%( -57.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 43.0年(昨年 16.0年から +168.8 %増)。平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 60.5 坪から +75.0 %増)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 36.3 坪から +25.0 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 16.0 年 → 2025年 43.0 年、+168.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示